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  • 「プラチナの恋人たち」ディリラバ&「山河令」ゴン・ジュン
    豪華スター美の共演 最高のビジュアルカップルが誕生!

    中国のSNS、Weibo(微博)でフォロワー数8000万人超え、「長歌行〈ちょうかこう〉」「プラチナの恋人たち」など主演作が大ヒット作揃いのトップスター! アジアを代表する人気俳優ディリラバが本作で光と影を持ち合わせた複雑な役どころに挑戦。皇太子の許嫁(いいなずけ)という立場から一転、復讐のために身分を偽り女海賊として生きるヒロイン。<帝梓元(ていしげん)>と<任安楽(じんあんらく)>2つの顔を持つ女性をオーラたっぷりに演じ、芯のある凛としたヒロイン像を見事に作り上げた。相手役を務めるのは「山河令」のヒットで日本でも大ブレイク、スター街道ばく進中のイケメンスター、ゴン・ジュン! 公明正大で一途に初恋の人を想い続ける心優しき皇太子を好演し、多くのトキメキをお届けする。扇を用いた優雅なアクションも披露!突然プロポーズされタジタジになる姿や一途に想い続ける女性がいながら別の女性への愛を自覚してしまう瞬間など、繊細に変化する表情は要チェック。軽快なシーンからシリアスなシーンまで息の合った演技を見せるディリラバ&ゴン・ジュンの「鼻キス」シーンも大きな話題に。華やかな装束に身を包んだ2人のシーンは瞬きをするのがもったいないほどの美しさ、記念すべき初共演作に目を奪われること間違いなし!

    24日間連続ドラマランキング1位の快挙!
    「山河令」監督による大ヒットロマンス時代劇!

    女性作家の人気小説を映像化、「山河令」のゲイリー・シンが総監督を務めたことでも大きな注目を浴びた本作。冒頭、海賊を蹴散らすヒロイン任安楽が品行方正な皇太子に言い寄る軽快なロマンスが進行していくが、実は彼女は皇帝一族に復讐心を抱く皇太子の許婚という正体を隠しているスリリングな設定に視聴者は釘付け! 作品の世界に引き込まれ、女海賊と皇太子、宿命につながれた2人のラブストーリーに誰もが夢中に。Youku(優酷)で24日間連続1位を記録したのをはじめ、Weibo(微博)、猫眼、灯塔ほか各種ドラマランキングで1位を総なめ。ドラマの反響はすさまじく、Weibo(微博)メイントピックの閲覧数が100億を突破するなど大ヒットを記録した! 時代設定は架空ながら唐代を意識してデザインされた華麗な衣装の数々、華やかな衣装を身にまとったキャスト陣による妓楼(ぎろう)や宴(うたげ)のシーンは見逃せない美しさ。また、武侠ドラマらしい踊るような華麗なアクションにリアルさを加味した演出も見どころ!

    颯爽と登場する女海賊・任安楽、自立したヒロイン像に共感!
    一途な愛を貫く皇太子との宿命のラブストーリーから目が離せない!

    何者かの陰謀によって一族を滅ぼされたヒロイン<帝梓元>は復讐を決意、幽閉されるが身分を隠し女海賊<任安楽>として生きる道を選ぶ。復讐の時を待つ任安楽は皇太子・韓燁に近づき復讐計画を着々と進めるが、ある誤算が!? 都を騒がす事件をともに調べるうちに韓燁の人柄に触れ、ある感情が芽生えてしまったのだ。一方、10年もの長い間、許嫁である帝梓元に想いを寄せてきた韓燁は、皇太子妃に名乗りを上げ、グイグイとアプローチをしてくる任安楽に対して一線を引いていたが…。復讐のためなら愛さえも封印!? 清々しいほどの潔さ、一族の汚名をすすぐべく奮闘する芯のあるヒロインが魅力的でカッコイイ! さらに皇太子の視点から見たもどかしいロマンスに胸キュン倍増! ピュアな皇太子が許嫁とは別の女性に心を奪われ苦悩する様、偽の帝梓元も現れ揺れる恋模様に悶絶せずにはいられない。任安楽の正体が帝梓元だと気づかぬまま、迷える愛に苦悩する皇太子が麗しすぎる! ヒロインの真の仇敵(きゅうてき)は誰なのか!? 宮廷を巻き込むサスペンス要素も満載でドキドキの連続、皇太子との道ならぬ愛の行方に魅せられる究極のラブストーリー!

    「江湖英雄伝~HEROES~」リウ・ユーニンはじめ、
    ラブストーリーに彩りを添える豪華キャスト陣!

    「山河令」「黒豊(こくほう)と白夕(はくせき)~天下を守る恋人たち~」をはじめ大ヒット作のOSTへ次々と参加(本作のエンディング曲も担当)し、歌手として不動の地位を確立。「江湖英雄伝~HEROES~」など俳優としても活躍するリウ・ユーニンが、皇太子から全幅の信頼を受ける親友だが、裏では密かにヒロインの復讐計画を手伝う洛銘西(らくめいせい)を熱演。胸に秘めた想い、いついかなる時も任安楽を支えてきた洛銘西が主人公カップルを見つめる切なすぎる眼差しにも注目! 「宮廷衛士の花嫁」のワン・イーティンが洛銘西を慕う妓楼No1の妓女(ぎじょ)を演じ、華麗な舞を披露。そのほか、「夢織姫(ゆめおりひめ)~秘密の貴公子に恋をして」のシア・ナン演じる公主(こうしゅ)でありながら女将軍として采配を振る魅力的なキャラクターも登場。「大唐女法医〜Love&Truth〜」のペイ・ズーティエン、皇帝に扮した「黒豊(こくほう)と白夕(はくせき)~天下を守る恋人たち~」のゾン・フォンイェンが存在感を発揮し、壮大なロマンス時代劇を華やかに盛り上げる!

    ディリラバ(迪麗熱巴)

    1992年6月3日生まれ

    主な出演作

    • 「永遠の桃花~三生三世~」(17)
    • 「長歌行〈ちょうかこう〉」(21)
    • 「プラチナの恋人たち」(21)

    ゴン・ジュン(龔俊)

    1992年11月29日生まれ

    主な出演作

    • 「ロマンスの方程式」(20)
    • 「ラブ・ヒーロー ~私のカレはイケメン消防士~」(20)
    • 「山河令」(21)

    リウ・ユーニン(劉宇寧)

    1990年1月8日生まれ

    主な出演作

    • 「終極筆記」(20)
    • 「長歌行〈ちょうかこう〉」(21)
    • 「江湖英雄伝~HEROES~」(22)

    STAFF

    • 原作:星零(「千古の愛、天上の詩」脚本)
    • 総監督:ゲイリー・シン(成志超)「山河令」

    STORY ストーリー

    あらすじ

    エピソード写真

    嘉昌(かしょう)帝が帝永寧(ていえいねい)を謀反の罪に問い、帝(てい)家一族の皆殺しを命じる。未来の皇太子妃から一転、謀反人の娘となった帝梓元(ていしげん)は斬首される寸前で皇太子・韓燁(かんよう)に救われるが幽閉生活を強いられる。それから10年、一族の汚名をすすぐべく計画を進める帝梓元は、任安楽(じんあんらく)と名を変え女海賊として復讐の機会を狙っていた。一方、帝梓元を想い続ける韓燁は彼女を皇太子妃に迎えたいと父に願い出るには手柄を立てる必要があると考え、海賊退治のためお忍びで靖南(せいなん)に向かう。そこで出会った3万の水軍を指揮する豪快な女海賊・任安楽から求婚され戸惑う韓燁。都に乗り込み帝家を陥れた陰謀の真相を調べ始めた任安楽は、自分の正体に気づかない韓燁を籠絡しようとするが…。

    第1話 雨の日の出会い

    エピソード写真

    未来の皇太子妃から一転、謀反人の娘となった帝梓元(ていしげん)は斬首される寸前で皇太子・韓燁(かんよう)に救われた。それから10年の月日が流れ、韓燁は帝梓元の幽閉を解くべく東騫(とうけん)国の海賊の討伐に名乗りを上げる。向かった靖南(せいなん)では雨の中を歩く赤い衣の娘を目にして、ふと帝梓元を思い出した韓燁は、沖合に停泊する海賊の船隊を確認したあと、雨宿りした先で再び赤い衣の娘が寝ているところに出くわす。2人は追っ手を振り切るため大海原へ乗り出すことになり…。

    第2話 うわさの2人

    エピソード写真

    皇太子妃になるべく都を訪れた任安楽(じんあんらく)の名は一夜にして知れ渡り、この女海賊の行く末に注目が集まる。太監や宮女をはじめ民たちに噂(うわさ)され、講談師の演目として取り上げられた上、読み物まで出され、任安楽のもくろみどおりに事が進む。刑(けい)部尚書(しょうしょ)・洛銘西(らくめいせい)は伝書鳩から帝梓元の帰京を知らせる書簡を受け取り、思わず笑みを浮かべる。ある場所へと向かうと、そこには任安楽が立っていた。皇帝・韓仲遠(かんちゅうえん)は任安楽に警戒心を抱きながらもついに拝謁を許す。

    第3話 花魁かかいの夜の騒動

    エピソード写真

    翎湘楼(れいしょうろう)一の売れっ子、琳琅(りんろう)が舞を披露する花魁(かかい)の夜。会試(かいし)を終えたばかりの古斉善(こせいぜん)は徒党を組んで傍若無人に振る舞っていた。余興のさなか、その中の1人、林聡(りんそう)が韓燁や任安楽の目の前で階上から落下し死亡した。林聡は少し前に人を殺したが、古斉善の父である古雲年(こうんねん)が手を回して釈放されたばかりだった。亡骸(なきがら)から試験の解答を記した書きつけが見つかり不正が疑われた。大理寺少卿(だいりじしょうけい)となったばかりの任安楽は意気揚々と初めての事件解明に取り組む。

    第4話 公正無私な役人

    エピソード写真

    まぬけな官吏を装いながら、大理寺で務めに励む任安楽。同僚である黄浦(こうほ)の位階にそぐわぬ粗末な暮らしと世の不公平に憤る姿を見て、公正無私な役人がいたことに驚く。会試不正事件の全権を任された任安楽は、名家の子息たちにわざと身代わりを2人選ばせ釈放するが、激怒した韓燁から大理寺とは何かを説かれる。都では金持ちと高官を優遇する悪習が根づいていると一蹴したものの、裏では解決に導く3手を打つ。尋問の末に首謀者が明らかとなり…。

    第5話 敵か味方か

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    忠義(ちゅうぎ)侯府を抜け出し翎湘楼にやって来た古斉善は韓燁も来ていると知り逃げようとするが、恨みを持つ学生らに阻まれ韓燁に捕らえられる。息子の危機を察した古雲年は助けを求め皇帝の元へ急ぐが、面会すらかなわず宮殿の外で跪(ひざまず)く。一方、大理寺では韓燁、任安楽、洛銘西によって会試不正事件の審理が始まった。証拠として黄浦が呉越(ごえつ)の証言を示す文書を示したが、古斉善は「死人の証言だ」と言って認めない。そこである証人が呼ばれることに。

    第6話 女海賊と女将軍

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    任安楽は古斉善が減刑されたと聞き、納得がいかないもののやむなく折れる。講談師に女海賊と皇太子の恋を語らせるつもりが、国境を守る公主の武勇伝を聞く流れになり不満げに聞き流していた。そこへ当の本人である安寧(あんねい)が現れ、激しく戦うことに。意気投合した2人は酒を酌み交わし、義姉妹の契りを結ぶ。帝梓元への愛を貫きたい韓燁は、婚姻をかたくなに拒んで皇帝の怒りを買う。折しも助け船を出す任安楽には、ひそかな目的があった。

    第7話 心を揺さぶる鎮魂曲

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    安寧は、翎湘楼の花魁、琳琅が奏でる鎮魂曲を聴いて帝梓元と過ごした幼少期を思い出す。更に配下が江南(こうなん)で手に入れたという靖安(せいあん)侯の銀貨で作られた飾り物を任安楽に見せ、帝(てい)家軍の逃亡兵が生き残っている可能性を打ち明ける。折しも水害に見舞われた江南の民が、沐天(もくてん)府の知府(ちふ)・鍾礼文(しょうれいぶん)の不正を訴える血書を携えて大理寺に駆け込む。韓燁は不正を暴くため江南の視察を決意。銀貨の秘密を探ろうとする任安楽は、韓燁が自分を同行するよう策を講ずる。

    第8話 おしのびの視察

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    江南へ向かった韓燁と任安楽は身分を隠して視察をするが、街には物が豊富にあり水害の痕跡は見られない。更に米店では大口の客にしか売らないというほど在庫があるようだ。しかし物乞いに扮装して街を歩いたところ、たちまち役人に郊外の配給所へ連れていかれてしまう。皇太子らの視察を古雲年から知らされている鍾礼文は、すでに被災民らには十分な対応を取ったように見せるため、街から被災民を隔離し、薄い粥を配るのみでひどい扱いをしていた。

    第9話 波乱の道行き

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    10年ぶりに帝梓元が都へ戻って来ると聞いても浮かない顔の安寧。その様子から、帝家の悲劇を知っていたはずだと洛銘西は思い、琳琅に調査を命じる。江南を訪れている韓燁と任安楽は酒楼に招かれた。地元の名士たちから贈り物をされ、罪であることは承知の上であえて受け取る。にわかに外が騒がしくなったかと思えば、被災民たちが押し寄せて来た。食糧を出せと訴えられるが、すでに倉は空っぽ。韓燁と任安楽は力を合わせて難局に立ち向かう。

    第10話 裏帳簿を捜せ

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    江南の水害の原因が鍾礼文と役人による横領だと突き止めた韓燁と任安楽は、その証拠となる裏帳簿を捜す。一方で任安楽は苑琴(えんきん)と苑書(えんしょ)を使い、帝家軍8万の名簿と靖安侯の銀貨の持ち主を捜していた。身近に鍾礼文側の内偵が潜んでいると気づいた韓燁は、嘘(うそ)をついて鍾礼文が動き出すよう仕向ける。韓燁はついに裏帳簿を手に入れたが、鍾礼文は妻妾(さいしょう)が記した帳簿だと言い張る。しかし、超人的な記憶力を持つ温朔(おんさく)が鍾礼文の嘘を見破り…。

    第11話 江南こうなんでの収穫

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    韓燁は太祖の墓がある蒼(そう)山へ任安楽を連れてきた。本来、帝家と韓(かん)家の血族以外の立ち入りが禁じられている蒼山で、かつての靖安侯の筆による墓碑を前にした韓燁は「皇太子妃としてではなく、ともに太平の世を築く知己としてそばにいてほしい」と任安楽に頼み込む。その時、突然黒装束の刺客が現れた。古雲年の暗衛であるその刺客は実は身近な人物だった。韓燁はすでに江南でそのことに気づいていて、蒼山に来たのはある考えがあってのことだった。

    第12話 帝梓元ていしげんから帝承恩ていしょうおん

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    瑇(たい)山を下りることを許す皇帝の勅命に帝梓元の替え玉は大喜びだった。その名のせいで山に閉じ込められていた替え玉にとっては、名前に思い入れがあるはずもない。改名の屈辱を帝梓元が受け入れるはずがないと思っていた韓燁は帝梓元が都に戻ると聞くと、戻って来るのは、もはや自分が知っている帝梓元ではないのではないかと不安に駆られる。また韓家が恩のある帝家を滅ぼしたことに良心の呵責を覚える安寧は苦しみを酒で紛らわそうとしていた。

    第13話 偽りの再会

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    復讐の手はずを着々と整える任安楽(じんあんらく)は、皇太子妃候補が増えれば人々の関心をそらせるため、北秦(ほくしん)の公主(こうしゅ)が加わることを歓迎するものの、ふとした拍子に複雑な表情を浮かべる。帝承恩(ていしょうおん)を矢面に立たせたくない韓燁(かんよう)は想いを隠すことにした。一向に皇太子の訪れがなく焦る帝承恩は本物に成り代わるべく帝梓元(ていしげん)のものをすべて手に入れようと動き出す。皇太后に呼ばれれば喜び勇んで赴き、すげなくあしらわれても頭を下げてへつらうのだった。

    第14話 替え玉の暴走

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    帝承恩と韓燁が再会したことは都中の評判となり、皇太子妃候補として帝承恩の人気も上昇。洛銘西(らくめいせい)は自分たちの計画から逸脱して勝手な振る舞いをする帝承恩に憤慨する。洛銘西は古雲年(こうんねん)を更に追い詰めるため帝承恩を利用しようとする。しかし任安楽は、これ以上、罪のない者を苦しめることは、かつて韓仲遠(かんちゅうえん)が帝(てい)家に対して行った非道と変わりないと非難した。その頃、左丞相(さじょうしょう)・姜瑜(きょうゆ)の進言でお妃候補に加えられた北秦の公主・莫霜(ばくそう)が都に到着し…。

    第15話 赤い傘の縁

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    左丞相が北秦人だと知った冷北(れいほく)は刃(やいば)を突きつけて妹の莫霜を巻き込んだことを非難するが、左丞相は少しも動揺することなく自分の計画を明かす。帝承恩の元に現れた刺客は「10年前の傘の縁によって力を貸したい」と書かれた文(ふみ)を残していった。皇太后から呼び出され屈辱的な扱いを受けた帝承恩は、たとえ文の送り主が誰であろうと力を借りようと決心を固める。一方、皇太子妃選びの宴(うたげ)を明日に控えながら、任安楽はまだ招待状を受け取っていなかった。

    第16話 皇太子妃選びのうたげ

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    皇太子妃選びの宴を明日に控え、いまだ招待状を受け取っていない任安楽は韓燁に直談判を試みる。しかし勅命により参加が許されたため、もはや用はないとばかりに皇太子府を後にするのだった。任安楽を含む他の皇太子妃候補を出し抜きたい帝承恩は、冷水を浴びるという下策に出る。妹を争いに巻き込みたくない冷北、心の傷を抱える安寧(あんねい)、意中の相手に贈る簪(かんざし)を手にして途方に暮れる韓燁。さまざまな思惑が交差する中、いよいよ宴が幕を開けた。

    第17話 消えた肩の傷

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    任安楽の剣舞に後押しされたように韓燁は皇太子妃の証しの簪を帝承恩の髪に挿した。皇太后の冷遇に悲しみながらも、韓燁の温かい気遣いに帝承恩は喜ぶ。翌日、帝承恩を訪ねた韓燁は幼少の頃の扁額(へんがく)の思い出について尋ねる。偶然見えた帝承恩の肩にあるはずの傷痕がないことを知った韓燁は、帝承恩が偽者ではないかと疑念を抱き、沅水(げんすい)閣を後にする。その頃、流刑で都を離れていたはずの古斉善(こせいぜん)が忠義(ちゅうぎ)侯府に戻って来たが、その理由は…。

    第18話 暗躍する傘の主

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    お妃候補だった鍾景(しょうけい)が宴に姿を見せなかったのは鍾(しょう)家の火事で一族全員が焼け死んだためだと聞いた韓燁は、この火事に裏がありそうだと感じる。また洛銘西と任安楽が鍾海(しょうかい)の件を自分に明かさず翎湘楼(れいしょうろう)で2人きりで会って相談していたことに不信感を抱く。一方、鍾海が都に入ったと知った古雲年は鍾家の火事の真相が訴え出ることを恐れて、鍾海を殺さねばと躍起となる。古雲年が息子の不祥事を隠すために鍾海を殺そうとしていると知った左丞相は…。

    第19話 宴席の刺客

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    五柳(ごりゅう)街で韓燁に炎の中から救い出されたことで、任安楽の心は再び揺れ動いたが、情に流される任安楽ではなかった。韓燁が五柳街から急ぎ皇宮に戻り宴が始まると、宴席に刺客が現れた。帝承恩を亡き者にするために刺客を手配していた皇太后だったが、刺客はなんと皇帝の命を狙い、これをかばった帝承恩が刺されて重傷を負う。命を助けられたことで韓仲遠は帝承恩が韓燁の皇太子妃となるのは天意かもしれないと婚姻を認めるが、韓燁の心境は複雑で…。

    第20話 ついに正体を知る

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    古雲年を失脚させるめどが立ち、任安楽は韓燁と洛銘西の3人で祝杯を挙げる。洛銘西は韓燁を世間知らずと評するが、民を思う皇太子なら清く明るい世を作れるかもと任安楽は期待する。安寧が帝家の潔白を示せると聞き、任安楽は正体を明かすことに。無縁墓地にたたずむ弟の墓を訪れ、己こそが帝梓元だと旧友に伝えるのだった。同じ頃、韓燁も任安楽こそ帝梓元だと感づき、そばにいる洛銘西に嫉妬心を抱く。幼なじみの3人は皇宮に現れた刺客を捜す。

    第21話 生死のはざまで

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    上元(じょうげん)の夜、韓燁は任安楽を灯籠の祭りに誘う。10年前、2人きりで過ごした唯一の思い出の場所だ。口には出さないが任安楽も郷愁にふけっていた。そこへ、古雲年が化縁(けえん)山で除夜の宴の刺客を始末するとの知らせが入り、韓燁と任安楽は化縁山へ向かう。古斉善を迎えるつもりで山を訪れた古雲年は、2人の姿を見てだまされたことに気づく。その時、新たな一団が現れ韓燁らを攻撃。任安楽を守り負傷した韓燁が崖から転落すると、任安楽も後を追って…。

    第22話 流れ星の下の告白

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    回復した韓燁と任安楽は谷底で不自由ながらも幸せな時を過ごしていた。魚を釣り、兎(うさぎ)を捕る日々が永遠に続くものではないと分かっているからこそ今を大切に思う2人。すでに任安楽が帝梓元であることを知った韓燁は星空の下で何気ないふりをして幼少期のことを尋ね、その厳しい暮らしに胸を痛める。「苦しい日々も殿下に出会って報われた」と言う任安楽に、韓燁は都に戻って帝承恩を娶(めと)る決心を改めて告げると同時に、己の想いを打ち明けた。

    第23話 それぞれの望み

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    韓燁が帝梓元を救うべくいかに苦労したかを伝えたうえで、洛銘西は任安楽に選択を促す。それでも任安楽は復讐を誓い、韓燁とは決別したと告げた。任安楽に心を動かし、その正体が帝梓元と知った韓燁は、間近に控えた帝承恩との婚姻を思い、浮かぬ顔。雪のちらつく中で任(じん)府を訪ねると、図らずも妹の安寧と同じく、帝梓元には任安楽のままで生きてほしいと訴えるが、独り善がりだと一蹴される。それはくしくも2人の道が分かれた10年前に聞いた言葉だった。

    第24話 永遠の決別

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    夢に見た皇太子妃の冊封の儀が皇太后の誕辰(たんしん)の宴の席で執り行われることに不満を覚える帝承恩だったが、あと少しで皇太子妃の座が手に入ることを思えば、殊勝で従順な罪人の娘を装うことも何ら苦ではなかった。韓燁と帝承恩の幸せを祈って扇子を贈った帝梓元に韓燁は、帝梓元らが宴の場で何かを企(たくら)んでいることを察する。宴の場で帝家の潔白を証明するつもりであることを明かされた韓燁は帝梓元の身を案じて止めるが、帝梓元の決心は変えようがない。

    第25話 真相が明かされる時

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    古雲年は密書の指示で帝家軍を虐殺したことは認めたものの、送り主が誰かは明かそうとせず密書も焼き捨てたと言う。更には悪びれもせず「すべては国のため皇帝のためだった」と言ってのけ、皇帝に刺客を放った罪は否定した上で、その場で自害してしまう。古雲年が死んだことで帝家の潔白を証明するものが消え、この件の審理は三法司(さんほうし)に任されることになった。しかし帝承恩が皇太子妃として封ぜられるべく、自ら帝家の罪を認めたその時…。

    第26話 予期せぬ答え

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    8万の帝家軍を殲滅(せんめつ)させたのは皇太后の孫瑜君(そんゆくん)だった。皇太后は息子の立場を脅かす存在は許しておけなかったと吐露したその日、先帝の知己から呼び出され、決着をつけるべく山へと向かう。そこで待ち受けていたのは、帝家の前当主・帝盛天(ていせいてん)だった。長き時を経て先帝の晩年にまつわる真相を知り動揺するものの、皇太后は己のしたことに悔いはないと言い捨て、その場を立ち去る。そして、任安楽こと帝梓元が10年間待ち望んだ答えを得る日が近づき…。

    第27話 罪なき投獄

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    「3日後に答えを出す」と言った韓仲遠(かんちゅうえん)だったが約束は果たされていない。帝(てい)家の謀反が濡(ぬ)れ衣だったことは天下が知るところとなるが、これを公に認める勅命は下されぬままだった。巷(ちまた)では帝梓元(ていしげん)を「第二の帝盛天(ていせいてん)」とたたえ、皇帝を非難する声が高まっていた。文武百官の前で面目を潰され、母である皇太后を死に追いやられたことで怒りを抑えていた韓仲遠は、民の声に恨みを募らせ、帝梓元と帝承恩(ていしょうおん)をすり替えた件で洛銘西(らくめいせい)を投獄する。

    第28話 愛した人は幻か

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    帝梓元は、いまだ青南(せいなん)山をさまよう8万の英霊を皇帝自ら迎えに行ってほしいと願い出るが、韓燁(かんよう)が皇帝の代わりに西行きを志願する。一方、投獄されていた洛銘西は牢(ろう)から出ることを許され、帝梓元が迎えに行っていた。その様子を韓燁は遠くから見つめることしかできずにいた。青南山へ向かう日、韓燁は帝梓元のために馬車の準備を整えていたが、すげなく同乗を断られてしまう。そして、かつて愛した任安楽(じんあんらく)という女海賊に思いをはせるが…。

    第29話 皇太子の決意

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    韓燁が青南山で8万の英霊を前に皇太子としての決意を述べた夜、帝梓元と温朔(おんさく)が刺客に襲われた。刺客が残した梅花衛(ばいかえい)の令牌(れいはい)を見た帝梓元は、韓仲遠の差し金だと断ずるが、裏があると察した韓燁は北秦(ほくしん)の関与を疑う。洛銘西はその疑念を裏づける消息を手に入れ、北秦と左丞相(さじょうしょう)との関係にたどりつくものの証拠は見つからず、調査を韓燁に託して帝梓元を追って靖南(せいなん)へ戻ることに。韓仲遠に濡れ衣を着せることに失敗した左丞相は次の一手に出る。

    第30話 左丞相さじょうしょう殺しの真相

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    投獄された兄を何とか救い出したいと大牢(たいろう)に向かった安寧(あんねい)だが、左丞相を殺した理由を韓燁は言おうとはしない。韓仲遠も息子を救いたいのはやまやまだったが、朝廷の大臣からは皇太子を厳罰に処すよう求める奏書が集まっており、韓燁が左丞相を殺す正当な理由がなければ、皇帝の立場では安易にかばうわけにはいかなかった。冷北(れいほく)は帝(てい)家に対する皇帝の憎悪を深めるべく「皇太子の左丞相殺しは帝家に関係あり」との噂(うわさ)を流させる。

    第31話 万感の思いを込めた別れ

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    左丞相の謀反が公になったことで、西北の守りが危険な状況にあることが明らかに。韓燁も無事に大牢を出た今、安寧は国を守るため西北へ戻ろうと考える。そして帝梓元もついに靖南に戻る決心を固めた。帝梓元と安寧、韓燁、洛銘西は翎湘楼(れいしょうろう)に集って別れの杯を酌み交わし、万感の思いを胸にそれぞれの道を歩き始める。西北に戻った安寧は北秦の攻略ぶりから靖(せい)軍の中にも北秦の間者がいると知り、兵たちの素性を詳しく調べさせようとするが…。

    第32話 侍衛の正体

    エピソード写真

    偽の軍令で青南城から靖軍を追い払うべく、将軍印を手に入れたい冷北。香を嗅がせて力を奪うものの頑固な安寧に言うことを聞かせることはできない。広大な靖にとって西北は国土の一部にすぎないと訴えるが、一片の土地すら渡さないとはねつけられる。そして、冷北の5年にわたる潜伏は終わりを迎える。韓燁と帝梓元は太平の世を築くため、それぞれ都と靖南から援軍を率いて軍献城へ向かうことに。冷北の正体を知った安寧は、孤軍奮闘するが…。

    第33話 届かぬ援軍

    エピソード写真

    北秦の密書を得た洛銘西は帝梓元を救うため独断で援軍の進路を変えた。洛銘西がすでに伏兵を倒した韓燁、帝梓元に合流した時、青南の落城と安寧の討ち死にを知らせる報告が届く。韓燁と洛銘西が得た密書は、青南城への援軍を遅らせるための北秦の策略だった。安寧を見捨てた洛銘西に韓燁は死罪を言い渡す。安寧が残した遺書には、死を覚悟して決戦に臨んだこと、自分の命を差し出しても韓(かん)家と帝家の確執が解けるよう願う思いが綴られていた。

    第34話 苦渋の決断

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    帝梓元は青南城を奪還したが、西北の戦況が厳しい今、洛銘西の処分には将兵たちの目が光っている。全軍を指揮する立場の韓燁は、独断で行動して安寧を死に至らしめた洛銘西の罪を許すわけにはいかなかった。酌量の余地を求めて事情を聞き出そうとするが、洛銘西は何も明かさず己の罪を認めて、軍の士気を下げぬためにも処刑してくれと言う。厳しい対応をするしかない韓燁と毒酒を前にして、洛銘西は何も語らぬままひと思いに杯を飲み干す。

    第35話 帰ってきた弟

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    再会してすぐに苑琴(えんきん)と別れることになり、温朔は寂しさを隠せない。好きならば軍献城へ追いかけろと言われるが、育ての親も同然の韓燁と離れるつもりはないと拒む。すると韓燁から自分が帝梓元の弟・帝燼言(ていじんげん)だと知らされ…。韓燁に付き従うと決めた温朔は、ともに青南山の山頂を目指す。韓燁は韓仲遠の企てを逆手に取り、帝梓元を暗殺しようと現れた梅花衛も手駒にする。そして、帝梓元がいると見せかけておびき出した莫北(ばくほく)と決戦の時を迎える。

    第36話 天灯てんとうに託す願い

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    帝梓元は弟の帝燼言が生きていることを韓仲遠に告げる。帝家に玉座を奪われることを恐れ、姉弟を引き離して帝燼言を人質に取ろうとする韓仲遠を見て、帝梓元は韓仲遠の強い猜疑心を知る。一方、崖から飛び降りた韓燁は莫霜(ばくそう)に助けられ、人里離れた庵(いおり)で養生していた。長い昏睡から覚めた韓燁の目は光を失っており、莫霜は献身的に看病するが、一向に効果は現れない。韓燁は莫霜に自分が生きていることは誰にも知らせないでほしいと頼む。

    第37話 都への帰還

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    北秦で莫霜の手当てを受ける韓燁の元に、皇帝が危篤との噂が伝わってきた。皇帝自身が流した噂だと悟った韓燁は皇帝の親心を知り、急ぎ都に戻って父子の再会を果たす。しかし韓燁にはすでに皇位を継ぐ気も、帝梓元と一緒になる気もなかった。帝盛天の導きで伏翎(ふくれい)山を訪れた韓燁は目の治療のため山に滞在する。韓燁が戻ったと聞いて山へ会いに行く帝梓元だが、韓燁が自分のためを思って二度と会わないと覚悟を決めていると知ると…。

    第38話 一途いちずな愛ゆえに

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    帝梓元は侍女のふりをして韓燁のそばに居続けるが、韓燁はそれを知りつつ、あえて嫌がらせをして山を下りさせようとする。帝梓元は韓燁が心を開かぬことと同時に、目の治療に使う長思花(ちょうしか)が手に入らないことにも心を痛めていた。韓燁が帝梓元を拒むのは、帝家と韓家が敵同士であること以上に、目が見えない自分では帝梓元を守ることができないと思っているからだった。青南城で死を覚悟した韓燁が自分に書いた文(ふみ)を読んだ帝梓元は、ある決意をする。

    第39話(最終話)花咲く国の行く末は

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    どこからか

    長思花が現れたと聞き、すぐに帝梓元は洛銘西を訪ねた。鉢植えの花は消えており、あれは海棠(かいどう)だったとごまかされるも、優しい嘘(うそ)だと察してただ謝罪を口にする。婚礼の日が迫り、着々と進められる準備に焦りを禁じ得ない帝燼言だが、幸いにも説得すべき韓燁は目に光を取り戻していた。しかし生来の頑固さで考えを改めず、帝梓元を皇太子妃にする気はない様子だ。果たして運命に翻弄された2人が結ばれる日は来るのか。そして、国の行く末は…?

    EPISODE

    配信&RELEASE&OA

    配信

    U-NEXTにて
    独占先行配信開始

    第1回〜第12回 2024.7.3 [Wed]
    第13回〜第24回 2024.8.2 [Fri]
    第25回〜第38回 2024.9.4 [Wed]
    第39回〜第52回 2024.10.2 [Wed]

    RENTAL

    Vol.1~6 2024.7.3 [Wed] RELEASE
    Vol.7~12 2024.8.2 [Fri] RELEASE
    Vol.13~19 2024.9.4 [Wed] RELEASE
    Vol.20~26 2024.10.2 [Wed] RELEASE

    SELL

    DVD SET 1

    2024.7.3[Wed]
    RELEASE

    17,600円(税抜16,000円)

    GNBF-5879/第1話〜第12話/3枚組

    • ●アウターケース付き
    • ブックレット(8P)
    • 本国予告編集、MV
    ※特典内容はすべて予定です

    DVD SET 2

    2024.8.2[Fri]
    RELEASE

    17,600円(税抜16,000円)

    GNBF-5880/第13話〜第26話/4枚組

    • ●アウターケース付き
    • ブックレット(8P)
    • メイキング集 Part1
    ※特典内容はすべて予定です

    DVD SET 3

    2024.9.4[Wed]
    RELEASE

    17,600円(税抜16,000円)

    GNBF-5881/第27話〜第39話/4枚組

    • ●アウターケース付き
    • ブックレット(8P)
    • ●特典映像:メイキング集 Part2、キャストインタビュー
    ※特典内容はすべて予定です