いよいよシアオ･トゥーの大学入試が近づく。本人は緊張していないが両親たちは心配し、リン・チャオは大学を休んでトゥーの受験に付き添うことに。試験は順調でトゥーは596点という総合点を叩き出すが、第一志望である雲海（ユンハイ）大学の去年の合格ラインに数点届かず。だが、チャオのアドバイスで雲海の新聞学科に願書を出し、見事合格する。卒業ムードが高まり、シュエ先生が婚約したという嬉しいニュースも届くが、トゥーとチャオの関係はこじれはじめ…。

クールで繊細な優等生のリン・チャオと、勉強は苦手だが天真爛漫で純粋なシアオ･トゥーは、家族ぐるみで仲が良い同い年の幼なじみ。1カ月先に生まれたトゥーはチャオを弟のように可愛がり、いつも世話を焼いていた。その後、2人は同じ高校に進学。成績優秀なチャオは飛び級で１学年上の先輩になり、イケメン優等生として学内で注目の的になる。そんなある日、トゥーが同じクラスの男子に恋をしていると勘違いしたチャオは、なぜか胸が騒ぎはじめる。素直になれず、憎まれ口を叩きながらも、どうにか振り向いてもらおうとトゥーに尽くすチャオ。果たして、この“じれキュン”な初恋の行方は——！？

リン･チャオとシアオ･トゥーは幼なじみ。家族ぐるみの付き合いで、姉と弟のように育った。本来はともに高校１年生だが、成績優秀なチャオは飛び級で今は２年生。今日もトゥーはテストの成績のことで両親に責められて、チャオの家に逃げ込む。トゥーは親友のジアン･ジュエンジュエンから、学生専門に恐喝するグループ“緑葉（リューイエ）一味”の噂（うわさ）を聞く。そんな中、チャオの母親の誕生日が近づき、プレゼントを買いに行こうとトゥーはチャオを誘うが…。

シアオ･トゥーのクラスで委員選びが行われた。くじ引きで環境美化の責任者である“労働委員”に選ばれたトゥーは、人生で初めての大役にやる気満々。学校ではもちろん、家の中でもゴミに目を光らせるトゥーだったが、やりすぎて両親に外へ追い出されてしまう。そのままリン･チャオの家へ行き、またも部屋の汚れをチェックしはじめたトゥー。ベッドの下に昔自分がプレゼントした箱があるのを見つけるが、その途端チャオが焦りはじめ…。

シアオ･トゥーはクラスメートと誕生日占いに興じ、リン･チャオと何者かが“天による良縁”であると知る。一方で、チャオとトゥーとの相性は“愛すべき敵（かたき）”であった。近頃、脱獄犯が近所をうろついていて物騒なため、母親を会社まで迎えに行ったチャオ。しかし、そこで母親と見知らぬ男が車で走り去るのを目撃し、複雑な気分になる。そんな中、母親の誕生日に合わせて、チャオはトゥーと２人でプレゼントを選びに行くが…。

授業中、教科書に落書きしているところを見つかったシアオ・トゥーとジアン・ジュエンジュエンは、席替えをさせられて離れ離れに。トゥーは、新しい“隣人”イン･ズーハンがリン･チャオに対抗意識を燃やしていると知る。一方、ジュエンジュエンは、隣の席になったジア･スーウェンの意外な一面を垣間見る。マヤの終末予言を信じるトゥーとジュエンジュエンは、来るべき日に備え、やりたかったのにやり損ねていることのリストを作るが…。

ある朝、イン･ズーハンは、シアオ･トゥーとリン･チャオが親しげに一緒にいるのを見かける。チャオのことを知りたい一心でトゥーに接近するズーハン。それを見たジアン･ジュエンジュエンは、ズーハンがトゥーのことを好きなのだと考え、それをトゥーに伝える。自分を気にかける相手がいることに浮かれるトゥーは、食事中もスマホを手放さずズーハンと連絡を取り合う。冬休みに入り、トゥーはズーハンからの誘いで一緒に宿題をすることになるが…。

星占いによると、シアオ･トゥーとリン･チャオの今週の恋愛運は上々。トゥーには本命との出会いがあるという。自分に近づくイン･ズーハンを“本命”と思い込むトゥー。自宅にズーハンを呼んで家族と食事をするが、チャオの母親まで同席して気まずい雰囲気に。一方のチャオは悪女に注意と出る。同じクラスのイン･シンランは勉強にかこつけてチャオに近寄るが、彼の態度はそっけない。トゥーはシンランが陰で友人に語る悪口を耳にして…。

リン・チャオがシアオ・トゥーの家に行くと、ジアン・ジュエンジュエン、ジア・スーウェン、さらにイン・ズーハンまできていた。自分には声をかけてくれなかったうえに、ジュエンジュエンを家まで送るように言われ、チャオは複雑な気持ちに。学校では進路希望を提出する時期になっていた。スーウェンは文系を選択するが、担任に考え直すように言われる。自分の夢について考えはじめたトゥーは、周囲の人にどんな夢を持っているかを聞いて回る。

シアオ・トゥーたちは２年生になり、相変わらずの日々を過ごしていた。理系にいったイン･ズーハンも毎日のようにトゥーたちのクラスに顔を出す。そんな中、学校で保護者会が開かれる。トゥーの両親は親戚の見舞いで帰省していたため、リン・チャオの母親が代理で出席することになり、チャオの保護者会にはチャオの父親が行くことになる。成績がガタ落ちしたジアン・ジュエンジュエンは、親が出席しないようわざと間違った時間を教えるが…。

クラスが分かれたにもかかわらず、仲が良いシアオ･トゥーとイン･ズーハンが気になるリン･チャオ。イン･シンランから絵画展に誘われるが、そっけなくあしらう。すると、シンランに想いを寄せるジュー･ウェンユーがチャオを一撃。ウェンユーは、かつて太っていた自分に優しくしてくれたシンランを好きになったのだ。一方のトゥーはズーハンと映画を観に行く約束をするが、出かける直前にケガをしたチャオが帰宅したことで思わぬ展開になり…。

冬休みが始まって間もなく、シュー･リンロンの従兄妹（いとこ）であるイエ･ジュンが外国から戻ってきた。子供の頃、シアオ･トゥーやリン･チャオとも遊んでいたジュンは、学業優秀で紳士的。トゥーにとっては憧れの人だ。久しぶりの再会を喜ぶトゥーだが、チャオはそれが気に入らない。ある日、チャオの父親が一戸建ての住宅を購入。チャオは、息子のために勉強部屋やパソコン専用の部屋を用意したと得意げに話す父親を、引っ越しはイヤだと突っぱねる。

家族旅行がキャンセルになり、代わりに父親とカフェへきたジアン･ジュエンジュエン。ところがその席で、父親のスマホに見知らぬ女からメッセージが届いたのを見てしまう。翌日、ジュエンジュエンは学校でも元気がなく、昼休みのあいだに姿が見えなくなる。シアオ･トゥーたちは街中を捜し回り、ホテルに向かうジュエンジュエンを見つける。ホテルのラウンジではジュエンジュエンの父親が若い女と楽しそうに話していて…。

いよいよシアオ･トゥーの大学入試が近づく。本人は緊張していないが両親たちは心配し、リン・チャオは大学を休んでトゥーの受験に付き添うことに。試験は順調でトゥーは596点という総合点を叩き出すが、第一志望である雲海（ユンハイ）大学の去年の合格ラインに数点届かず。だが、チャオのアドバイスで雲海の新聞学科に願書を出し、見事合格する。卒業ムードが高まり、シュエ先生が婚約したという嬉しいニュースも届くが、トゥーとチャオの関係はこじれはじめ…。