あらすじ
新米医師のミー・カーは強盗事件に巻き込まれ、特殊部隊のシン・コーレイに命を救われる。それから2年後、応急救護訓練で運命の再会を果たす! コーレイは真っ直ぐで思いやりのある彼女に好意を抱き、一方のミー・カーは、彼が命の恩人とは気づかずに惹かれていく。ともに人命を救う責務ある職業に就きながら、互いを支え合って少しずつ心の距離を縮めていく2人。多忙の中でデートの約束を取りつけるも、他県で大地震が発生! 被災地へ向かった彼らの前には、想像以上に深刻な状況が…。それぞれ愛する人の無事を祈りながら、任務を遂行する2人を待ち受ける未来とはー。
第1話 英雄との出会い
医者になったばかりのミー・カーは宝石店での強盗事件に巻き込まれるが、特殊部隊のシン・コーレイに命を助けてもらう。2年後、特殊部隊が指導する応急救護訓練に参加したミー・カーは、脳神経外科の名医であるシャオ・ユーハンの公開手術を見るため訓練から抜け出した。しかし彼女がヒッチハイクをして拾った車の運転手は、訓練の担当教官であり宝石店でミー・カーを助けてくれた“鬼教官”のコーレイだった。
第2話 ひとすじの希望
ミー・カーは病院でシャオ主任を呼び止め、親友イエ・シアオマンの治療を懇願する。心を動かされたシャオ主任は資料と連絡先を受け取る。訓練所に戻ったミー・カーは、コーレイから罰としてトイレ掃除を命じられる。さらに特訓を言い渡されたが、シャオ主任からの電話で病院に駆けつける。シアオマンは国外で治療が可能とのことだった。訓練所に戻ったミー・カーは激怒しているコーレイに謝罪するが、除隊を言い渡されてしまう。
第3話 鬼教官の優しさ
除隊を告げられたミー・カーがコーレイを説得しようと待ち伏せしていると、小溪(シアオシー)村から来たリーおじさんに会う。彼は土石流が起きた時、コーレイに救助されそのお礼を持ってきたのであった。しかし、別の教官が「お礼は預かれない」と言いリーさんを門前払いする。ミー・カーは足の悪いリーおじさんを心配し、荷物を預かって、山まで送っていくことにする。しかし、大雨が降り出しミー・カーは山で遭難してしまう。
第4話 訓練の結末
最後の試験の日、高所恐怖症のミー・カーは、ロープを使った懸垂下降の試験でショックのあまり失神してしまう。そのことが原因でコーレイはミー・カーを試験で失格とし、修了証を渡さなかった。落ち込むミー・カーを励ますコーレイに、彼女は2年前の強盗事件のことを話す。ミー・カーは自分を助けたのは特殊部隊のおじさんだと言うが、コーレイは真実を黙っていた。一方、学生たちは修了を祝うパーティーで教官たちに罰ゲームを与える。
第5話 初めての緊急手術
ミー・カーとシュー・イエンシャンはエレベーターに閉じ込められ、血気胸の患者に初めての手術を行う。イエンシャンは自分の手柄のように振る舞うが、シャオ主任はミー・カーの力を見抜き、脳神経外科に推薦する。一方、コーレイはミー・カーがどんどん気になり、食事に誘おうと決意。だが、事件が発生し、任務中に部下のゴン・シアオチャオが頭部に被弾、容疑者も重傷を負う。執刀できる医師がいない中、シャオ主任は2名同時手術を行う。
第6話 医者としての選択
シアオチャオの手術が無事終わり、コーレイはシャオ主任に失礼な態度をとったことを謝罪する。ミー・カーは「自分が犠牲になればよかった」と言うコーレイを励まし、自分が医者を志した理由を話す。別の日、コーレイがシアオチャオの見舞いに来ていると、彼が突然頭痛を訴えた。ミー・カーとコーレイは急いで検査室に向かうが、そこで別の患者と揉めてしまい、その様子が撮影され、SNSで拡散されてしまう。
第7話 シャオ主任の本心
救急科に異動したミー・カーは、待合室で意識を失った患者に抗不整脈薬を打つ。しかし、この患者は盲腸の術後でもあり、この薬は禁忌だった。翌日も、朝礼に遅れたミー・カーは救急科のウェイ・ラン主任に怒られてしまう。ウェイ主任はシャオ主任になぜミー・カーを異動させたか聞くと、懲罰ではなく、救急科で経験を積ませ、いい医者に育てたいという親心からだった。しかし、事情を知らないコーレイはシャオ主任のもとへ直訴しに行き…。
第8話 女王の帰国
シャオ主任の本心を知ったミー・カーは、お礼に彼を食事に誘う。屋台から2人を見かけたコーレイはヤキモチを焼く。そんな中、シュー・ウェンボーの母親が遊びに来たが、ルワン・チンシアが先に出迎えて、ショッピングに連れ回す。母親はすっかりチンシアを気に入ってしまい、ウェンボーはチンシアの押しの強さに戸惑う。一方、ミー・カーは治療費に困っている患者に、貯金全額を貸してしまい、自分は部屋を追い出されることになり…。
第9話 思わぬ勘違い
なかなか部屋が見つからないミー・カーに、チェン・タオが友人の家を紹介する。好条件なうえに、家賃も安く満足していたミー・カーだったが、欲しいと思っているものが翌日家に届き始め、大家に不信感を抱き始める。チンシアは、タオがミー・カーを好きだからコソコソ荷物を届けているはずだと言い、ミー・カーは告白もされていないのに彼を振る。チンシアは変態大家を捕まえるためにウェンボーを呼び出すが…。
第10話 恋のワンステップ
ウェンボーの母親は、チンシアを民宿に連れ帰り、ウェンボーをどうやって落とそうかという話まで進めていた。ウェンボーは戸惑いながらも、優しさゆえに押されっぱなしだ。そんな中、インフルエンサーのシュエン・メイチーがストーカーに拉致され、特殊部隊が出動する。ミー・カーも駆けつけて逮捕に協力した。手柄の褒美として3日間の休暇をもらったコーレイは、ミー・カーを食事に誘い、断られると部屋に押しかけ…。
第11話 最悪な初デート
コーレイは姉のシン・コーヤオにお見合いへ連れて行かれる。帰りにミー・カーを目撃したコーヤオは部屋まで押しかけ、ミー・カーはコーヤオをコーレイの恋人と勘違いする。コーレイは翌日にミー・カーとデートに行く約束をして、高校の同級生でプレイボーイのルー・フォンにおすすめのデートスポットを聞く。ラベンダー畑に向かったコーレイたちであったが、大雨に降られたあげく、コーレイが支隊長に呼び出され途中で帰ってしまう。
第12話 ただの友達?
スーパーで駐車場をめぐり騒動が起きる。コーレイたちが様子を見ていると若い女性が仲裁に入り暴行をやめさせた。その女性は、新たに特殊部隊へ入隊するジュオ・ウェンジンだった。そんな中、コーレイはミー・カーとのデートを取りつけるが、新人の歓迎会に誘われてしまい、やむを得ずミー・カーを歓迎会に同席させる。ミー・カーはウェンジンにコーレイの恋人か聞かれるが、「ただの元教官だ」と答え、その場が凍りつく。
第13話 恋のワンツースリー
ミー・カーの態度が解せないコーレイは、隊員に諭されて彼女の気持ちに気づき、謝罪して改めてデートを申し込む。しかし、他県で大地震が発生し、コーレイ率いる猛虎突撃隊もミー・カーが勤めるレンシン病院のスタッフも被災地へ急行することになった。医療チームは救護基地でトリアージに取り組む。コーレイもミー・カーも互いを心配しながら、必死に業務を遂行する。被災地の被害はあまりにも深刻で、2人は忙殺されていた。
第14話 医者としてできること
イエンシャンは患者を救えなかったことに落ち込み自信をなくしていたが、ミー・カーとシャオ主任に励まされ再び救援活動を続ける。一方、猛虎突撃隊は茂(マオ)村に到着し、空中投下の準備を始めていた。道中で、意識不明のケガ人を発見し、山を越えようとするが、ウェンジンが足を滑らせて崖から落ちてしまう。コーレイは負傷した彼女に付き添い、医者を呼んでくるように命じると、そこに現れたのはミー・カーだった。
第15話 最後まで忘れない名前
老婦人が自宅で認知症の夫を待とうとしていたが、チンシアがSNSでの人捜しを提案し、余震で崩れる家屋から危うく脱出する。ウェンボーはチンシアの被災地での仕事ぶりを見直し、これまでの態度を謝罪する。シャオ主任、ミー・カー、コーレイたちは、徒歩で被災した村を回り治療を施していく。豪雨による湖の水位の高まりが予想され、被害の少ない地域へ放水すべく爆破が決まるが、水没予定の村では心肺停止の患者が…。
第16話 閉じ込められた2人
ウェンボーはチンシアの真面目な働きぶりを見て、今まで誤解していたと改めて謝罪する。2人は過去のいざこざを忘れて、もう一度出会ったころからやり直すことにする。そこにルー・フォンが支援物資を届けにきて、チンシアと2人で富安(フーアン)村へ物資を配達することになる。道中、森で産気づいた妊婦を見つけるが、病院への道のりは遠く、2人はお産を手伝うことに。一方、ミー・カーとコーレイは鉱山に閉じ込められた作業員の救出へ向かう。
第17話 2年越しの告白
余震で崩れた鉱山の地下に閉じ込められたミー・カーとコーレイ。酸素不足で意識が朦朧とする中、コーレイはミー・カーに自分の想いを伝える。その後、やってきた隊員たちに救出され、コーレイの意識も回復する。彼はミー・カーに改めて告白し、2人は晴れて心を通わせる。そしてコーレイは2年前に宝石店の強盗からミー・カーを救ったのは自分だと打ち明ける。一方、ルー・フォンはウェンボーに「チンシアを落とす」と宣言した。
第18話 ルー・フォン、本気になる
コーレイのサプライズは空回りして不発になりかけたが、偶然が重なってミー・カーと一緒に鍋を食べることに成功した。ミー・カーは被災地での活躍を買われて脳神経外科に戻ることに。一方、コーレイの猛虎突撃隊は半年後の実技大会に備え、全員が特訓に取り組む。ウェンボーはルー・フォンに遠慮して、チンシアを避けるようになった。その隙に、ルー・フォンはチンシアに猛アタックするが、冷たくあしらわれてしまう。
第19話 ミー・カーの復帰
ミー・カーの脳神経外科復帰初日、朝はコーレイとランニングデートをする。玄関で出張帰りのコーヤオに遭遇するが、ミー・カーは2人の関係を話そうとせず、コーレイは少し不機嫌になる。イエンシャンはミー・カーの復帰を快く思っておらず、自分の患者を渡さずに雑用ばかり押しつけていた。そのころ、猛虎突撃隊はライバルの黒豹突撃隊と合同訓練を行うことになった。黒豹突撃隊の隊長はコーレイをライバル視しており…。
第20話 三者三様の恋愛模様
脳神経外科に女優のチェン・フェイフェイが入院し、治療を受けたくないと騒ぎを起こす。だが、彼女の体内には深刻な星細胞系腫瘍ができていた。経歴を調べ、彼女の心情を知ったミー・カーは、ともに運命に立ち向かおうと説得する。チンシアはウェンボーに徹底的に避けられ、理由が分からずに悩む。一方、ミー・カーとコーレイの恋愛は順調で、デートしているところをコーヤオに見られ、家に連れてきて正式に紹介をとたしなめられる。
第21話 復縁大作戦
フェイフェイは心を入れ替えて手術を受けることにするが、残念ながら腫瘍は悪性だった。ミー・カーはフェイフェイから「尊厳を守って死にたいから延命治療は断念する」という手紙を受け取り、涙する。一方、コーレイはミー・カーの誕生日をサプライズで祝うための旅行を計画する。ミー・カーはシャオ主任の勉強会で知り合ったイー・チエンから、コーヤオとシャオ主任が元恋人だったと聞く。2人を復縁させるために彼女が立てた作戦は…。
第22話 忘れられない誕生日
ミー・カーとコーレイはコーヤオとシャオ主任をコテージに連れてきた。ミー・カーたちは気を利かせてコーヤオとシャオ主任を2人きりにさせる。一方、チンシアもウェンボーを誘い、2人は登山に行くがチンシアが足をくじいてしまう。その夜、コーヤオとシャオ主任は星空を見ながら別れの場面を思い出していた。ミー・カーはコーレイからケーキもプレゼントも用意されていないことに不満をつのらせ、不機嫌になってしまう。
第23話 忍び寄る病魔
旅行先でコーレイは、ミー・カーの誕生日を2人きりで祝い、彼女とさらに心を通わせる。一方、ウェンボーはますますチンシアを拒絶するが、チンシアはめげずにアタックをし続けていた。レンシン病院では、若手医師の優秀論文賞の提出期限が迫っていた。イエンシャンは、シャオ主任とミー・カーが旅行に行ったという噂を聞き、激しく動揺してミー・カーを問い詰める。そんな中、コーレイは視力に違和感を覚え、脳神経外科で検査をすると…。
第24話 コーレイの秘密
脳神経外科を受診したコーレイは、開頭手術を勧められる。しかし、回復に時間がかかるため、術後は事務職に異動すべきだと言われ手術を受けるか悩む。ミー・カーに相談しようとするも、論文で忙しい彼女に真実を打ち明けられずにいた。ミー・カーは仲の良い看護師から、イエンシャンがミー・カーの論文のデータを消したかもしれないと告げられる。イエンシャンを問い詰めると、彼女はミー・カーへの不満をぶちまけ始め…。
第25話 イエンシャンの劣等感
開頭手術を勧められたコーレイは、不安と迷いで何もかもが手につかない。隊長としてインタビューを受けても、うわの空で皆を心配させてしまう。ミー・カーの論文のデータを削除したイエンシャンは、自らレンシン病院を辞職した。数日後、病院に脳炎の恐れがある中年女性が入院する。この女性は、実はイエンシャンの母親で、まだ娘が辞めたことを知らなかった。母親との会話から、ミー・カーはイエンシャンの苦しみを知る。
第26話 シャオ主任の提案
ミー・カーはイエンシャンの母親の執刀を任される。途中で出血部位が分からず危機的な状況に陥るが、冷静な判断で無事に手術を終わらせた。手術のあと、コーレイに呼び出されたミー・カーは、脳下垂体に腫瘍ができていることを彼から告げられる。改めて開頭手術を勧められたコーレイは、職場復帰に時間がかかると聞いて実技大会の辞退を決める。海南(カイナン)へ出張中のコーヤオは、ミー・カーからコーレイの病気を知らされ、急いで帰宅した。
第27話 強い不安と深い想い
脳下垂体腺腫を患ったコーレイは、シャオ主任の執刀で傷口が少なく済む“低侵襲手術”を受けることになった。開頭手術より腫瘍を取りきる難度が高いが、術後の回復が早く、職場復帰も早められるからだ。しかし、シャオ主任の腕を信じながらも、ミー・カーとコーヤオは心配でたまらない。手術当日、不安で落ち着かないミー・カーとコーヤオを、仲間たちが励ます。通常なら2時間で終わるはずが、4時間を超えても「手術中」のランプが消えず…。
第28話 ミー・カーの看病
コーレイは順調に回復し、ついに退院の日がやって来た。ミー・カーはシャオ主任の指示どおり、コーレイに1カ月の休養を勧め、看病に明け暮れていた。病院を辞め、自分を見つめ直したイエンシャンは、病理学の道に進むため海外へ。見送りに来たチェン・タオは連絡を取り合う約束に成功した。一方、ウェンボーは隊員の計らいでチンシアに護身術を教えることになるが、ストレッチの途中でチンシアが誤ってウェンボーにキスをしてしまい…。
第29話 仕事へのプライドと希望
レンシン病院に入院したピアニストのジャン・ウェイは、交通事故によるケガで脳外科手術を受け、手に機能障害が残ってしまう。一方、コーレイも手の震えで銃をまともに握れないことに苦悩していた。訓練中に隊員から気を遣われ、手の震えについてミー・カーがウェンボーに漏らしたと思い込み、コーレイは彼女を責める。そんな時、ジャン・ウェイが姿を消してしまう。高所に立ち、命を絶とうとする彼女に、コーレイは自分の悩みを打ち明け…。
第30話 一緒に住みたい
コーレイはピアニストを救ったことで、手の震えは心因性によるものだと気がついた。ミー・カーと一緒に住みたいコーレイは、彼女に貸している家に訓練器具を設置して、一緒にいる時間を増やそうと画策する。一方、チンシアにアタック中のルー・フォンは、自分の店で盛大に告白するも「好きな人がいる」と振られてしまう。チンシアはカメラを直してくれたのがウェンボーだと知り、ウェンボーに「もてあそばないで」と怒りをぶつける。
第31話 ライバル登場?
同級生との食事会を終えたコーヤオとシャオ主任は、荷物を取りにコーヤオの家に来る。コーレイは来客を口実に、ミー・カーに貸している部屋に泊まろうと奮闘する。チンシアに振られたルー・フォンは、煮え切らない態度で彼女を翻弄しているウェンボーを一喝する。ある日、元上司の娘・シェン姉妹がコーレイを訪ねて来た。父親の死後、姉のシェン・ジアニンが事故に遭って足が不自由になり、生活に困っていると言われ、世話をすることに…。
第32話 元カノの噂(うわさ)
チンシアはジアニンを警戒するよう忠告するが、コーレイとラブラブのミー・カーは余裕の様子。妹のシェン・ジアナンが無理難題をふっかけて、ミー・カーを怒らせようとしても、コーレイがかばって事なきを得る。コーレイの恋人の座を狙うジアニンはレンシン病院に入院中、「ジアニンはコーレイの元カノ」という噂(うわさ)を流す。一方、チンシアにアタックする気になったウェンボーは、ミー・カーの協力でチンシアの好きなフィギュアを手に入れた。
第33話 2つの贈り物
コーレイが元カノの噂を否定すると、ジアニンの手術前にジアナンが失踪した。ジアナンは「手術が失敗したら怖い」と言っているが、本当はコーレイを姉の看護に縛りつけるための作戦だった。ミー・カーは大会が近いコーレイを訓練に行かせ、自分がジアニンの面倒を見ると告げる。一方、相変わらず変質者に悩まされているチンシア。ウェンボーが家に送ったフィギュアを、変質者が送ってきた物だと勘違いして捨ててしまう。
第34話 最強の助っ人
実技大会当日、コーレイはライバルの黒豹突撃隊の隊長と再会する。コーレイは病み上がりの身体で、射撃の個人戦と団体戦に挑む。一方、シェン姉妹のミー・カーへの嫌がらせはエスカレートし、今度はシャオ主任とミー・カーが恋仲だと噂を流す。シャオ主任は正式な恋人がいることを院内に知らしめるため、コーヤオを呼び出した。昔からシェン姉妹の本性を見抜いていたコーヤオは、大会から戻ったコーレイを叱るも、逆に助けを求められ…。
第35話 張り込み捜査
ミー・カーはコーレイと海でのデートを約束していた。仕事帰りに迎えに来てもらう予定だったが、コーレイは支隊長から呼び出されてしまう。東南アジアで武器や麻薬の密輸を行っている凶悪犯が地元に帰って来たため、協力要請が出されたのだ。一方、ミー・カーは感染症により封鎖された救急科に閉じ込められてしまう。コーレイと連絡がつかず不安になるミー・カー。しかし、もうすぐ封鎖が終わるというところで彼女の身体に異変が起こり…。
第36話 デートを阻む壁
ミー・カーは感染症にかかり、隔離されて不安な日々を過ごす。そうとも知らずに、コーレイは凶悪犯を追っていて、携帯の電源は切ったままだった。無事に事件は解決し、コーレイはミー・カーに謝ってデートへ連れて行こうとする。しかし、途中でまたもや出動要請が入り、ミー・カーは2人の仕事が特殊すぎる現実を思い知ってしまう。そんな中、ウェンボーはチンシアへのプロポーズを決心し、指輪を買いたいとコーレイを誘う。
第37話 夢を取るか 恋人を取るか
ミー・カーは海外研修の一次試験に合格したことを、コーレイに言えないでいた。そんなことを知らないコーレイは、ミー・カーへプロポーズするために指輪を用意していた。シャオ主任から海外研修の話を聞いたコーヤオは慌ててコーレイを家に呼び、シャオ主任に説明させる。コーレイは思い悩んだまま家を飛び出してしまい、自分たちと同じ思いをさせたくないコーヤオは、この件がきっかけでシャオ主任とケンカをしてしまう。
第38話 遠距離恋愛の始まり
コーレイはウェディングドレスを試着したミー・カーに見とれ、指輪をネックレスにしてプレゼントする。シャオ主任はミー・カーを通じて、コーヤオに過去の自分の過ちを告白する。それを聞いたコーヤオはシャオ主任を許し、2人で住む家を探しに行くことにした。一方、ウェンボーとチンシアは無事結婚パーティーを開き、ルー・フォンは心から2人の幸せを祝福していた。ミー・カーはアイルン医学研究所への留学が決まり、2人の遠距離恋愛が始まるが…。
第39話 最悪な再会の日
ミー・カーはコーレイの交流訓練先にこっそり会いに行くことにした。だが、途中のバスで麻薬密売人の一味と乗り合わせてしまう。正体が露見した一味はバスをジャックし、乗客全員を人質に取る。撃ち合いになった際に、潜入中の警察官1人と密売人の1人が負傷し、一味のボスはミー・カーに車内での手術を強要する。警察と密売人との間で、電話によるぎりぎりの取引が交わされ、現場に駆けつけたコーレイは医者に扮装してバスに乗り込んだのだが…。
第40話(最終話) 2度目のプロポーズ
バス内での手術に成功したミー・カー。しかし、コーレイが医者ではなく警察官であり彼女の恋人だとバスジャック犯にバレてしまった。犯人が要求した逃走用の車が到着し、乗客と犯人がバスを降りる。逃走用の車に人質を乗せようと揉めているのに乗じて、コーレイと特殊部隊は次々に犯人を制圧するが、ミー・カーはボスによってバスへ連れ戻されてしまう。彼女を狙ったナイフを胸に受けたコーレイ。動揺を抑えながら、ミー・カーは処置に当たる。