第3話 「タイムマシン」

お香が引き起こす現象を確かめるため、ソヌは放送局の控室で再びお香に火をつける。何度も鳴り響くポケベルの番号に電話をかけると、受話器の向こうで答えたのはなんと高校生の自分だった。さらに不思議なことに、親友のヨンフンにはその出来事が過去の記憶として刻まれていた。お香がタイムマシンだと確信したソヌは、兄の手帳に書かれた残り9本のお香を求めて再度ネパールを訪れる…。