ズーシャンの左手が回復していることを知ったカイチー。料理長たちが出演するテレビ番組に参加するよう提案し、ズージエとズーシャンはペアを組んで料理対決を行うことに。収録当日、ズージエが選んだ料理は子供の頃、兄弟を仲直りさせるために母が作ってくれたフレンチトーストだった。一生仲良しの兄弟でいると約束した時の気持ちを思い出したズーシャンはズージエを許す決心をするが、そんな彼の身に思いもよらぬ出来事が起こる…。

やっと仲直りできた兄ズーシャンを誘拐犯に連れ去られ、悲しみに暮れるズージエ。一方のカイチーは、父親が誘拐犯の1人だったことをズージエに打ち明けられずにいた。そんな矢先、大ケガを負ったズーシャンが発見され、カイチーの父親の存在も明らかになる。カイチーが犯人の正体を隠していたことが許せないズージエは、彼女に怒りをぶつけてしまう。ショックを受けたカイチーは自分を責め、ズージエに別れを切り出すが…。

兄のズーシャンに代わり、社長代理として多忙な毎日を過ごすズージエだが、カイチーとのすれ違いをきっかけに笑顔を失っていた。一方、ラーシュエンは事件の後遺症で味覚を失ったことに気づき…。そんな中、店にバオチュウの元夫が現れ、出されたステーキで妻が食中毒になったと訴える。ステーキを作ったカイチーは責任を取って店を辞め、故郷に帰ってしまう。見兼ねた料理長は、カイチーを呼び戻すためにある作戦を実行する。

自分を説得しようと遠くから通い詰めるズージエに、心を痛めるカイチー。お互いのためにと意を決して別れを告げるが、ズージエはカイチーの隣にいたいと話すのだった。そんなズージエのために、カイチーはついに台北へ戻ることを決心する。その頃、ラーシュエンは味覚を失ったショックから自暴自棄になっていた。それを知ったズージエは、ラーシュエンに味覚を取り戻す特訓を始めるよう提案。カイチーがその先生役を引き受けるが…。

ラーシュエンの特訓を終えた後、カイチーと2人きりになったズージエは1日だけのデートを申し込む。久しぶりに心から楽しい時間を過ごす2人だったが、その夜、カイチーはズージエに友達に戻って欲しいと告げる。一方、ズージエの気持ちを確かめようと一大決心をしたラーシュエンは、ズージエとカイチーを店に呼び出す。そして、カイチーの前でズージエに告白するが…。そんな中、カイチーの元に誘拐犯が捕まったという連絡が入る。

カイチーの父親がズーシャンの命を救ったことを知り、カイチーとやり直すべきか悩むズージエ。そんなズージエにハオウェイは、カイチーとの料理対決を提案。提案に乗ったズージエは、自分が勝った時は復縁するという条件をカイチーに承諾させる。3回勝負の初戦、課題は“対戦相手を夢中にさせる料理”に決まるが…。その頃、料理長への想いに気づいたラーシュエンは、彼の心を取り戻すため、カイチーたちを巻き込んである作戦に乗り出す。

相手を思う気持ちと鋭い観察力で互いに好物を当てたカイチーとズージエは、対決を通して少しずつ距離を縮めていく。続く２回戦の課題は“最も温もりを感じる料理”。カイチーとズージエはメニューに頭を悩ませる。そんな中、シャオシューが店のお金を盗んだことが発覚！ 理由を問い詰められたシャオシューは、祖父母への孝行のためだったと打ち明ける。それを聞いたカイチーとズージエは、課題に相応しい招待客と料理を思いつく。

料理対決3回戦の課題“人を幸せにする料理”を振る舞う相手にカイチーを選んだズージエに対し、カイチーが呼んだ招待客はなんとズージエの両親だった。カイチーの料理に感動を受けたズージエの母は、カイチーと和解。さらにそこへ、ズーシャンが意識を取り戻したという知らせが届く。晴れて結ばれることになったズージエとカイチー。ところが、ズージエはカイチーにキスを拒まれてしまい…。果たして、２人の恋の駆け引きの行方は—！？