MWチキンのマーケティングチームで働くルダ。目立たず平凡に生きたいと願う彼女の日常は、へ理屈や嫌味ばかりを並べたてるチーム長で上司であるジンサンに脅かされ、日々ストレスフルな生活を送っていた。そんなある日、会社の親睦会でお酒を飲むジンサンを見ながら、ルダは死んでしまえと呪うように言葉を吐き出す。その帰り道、泥酔したジンサンはルダの目の前でトラックにはねられてしまう。翌朝、目覚めたルダは後味の悪い夢を見たと思いながら、いつも通りに出社するが、昨日と同じ日を繰り返していることに気づく! 今度こそジンサンを救おうとあらゆる手を尽くすが…!?
第1話 終わらない悪夢!?
MWチキンのマーケティングチームで働くルダは、平凡に生きたいと願うOL。しかし、へ理屈や嫌味ばかり並べたてるチーム長のジンサンに悩まされ、ストレスフルな毎日を送っている。ある日、会社の親睦会で酒を飲むジンサンを見ながら「死んでしまえ」と呪ったルダ。その帰り道、泥酔したジンサンはルダの目の前でトラックにはねられて死んでしまう。翌朝、目覚めたルダは後味の悪い悪夢を見たと思いながら、いつも通りに出社するが…⁉
第2話 思いがけない翌日
同じ一日が何度も繰り返されていることに気づいたルダは、同僚をかばうためにジンサンの胸ぐらをつかんで暴言を浴びせる。ところが、その日を境にタイムループが終了。翌日、社内はルダの噂で持ちきりになっていた。開発チームのジュノは正義感の強いルダに惹かれ、猛烈なアタックを開始する。一方、ジンサンは警察に社内暴力の被害届を出し、ルダに公開謝罪を要求。ルダはジンサンとタイムループから逃れるべく、転職活動を始めるが…。
第3話 リピートの法則
「誰かがジンサンを呪うと死ぬ」という法則に気づいたルダは、ジュノの協力を得て講堂に年俸に関する機密文書をばらまき、ジンサンの発表を妨害。どさくさ紛れにジンサンを殴って気絶させ、死ぬ運命だった彼を救う。ところが、激怒した社長インハンの命令によって、翌日から講堂事件の犯人探しが始まる。そんな中、ジュノはインハンにせがみ、マーケティングチームに異動。ルダを守るために講堂事件の真相をうやむやにしようと奔走するが…。
第4話 覚悟のタイムループ
講堂事件が思わぬ波紋を呼び、社内では内部告発の容疑者探しが行われる。罪悪感にかられたルダはジンサンに呪いをかけてタイムループを起こし、無実の社員たちが傷つく未来を変えようと決意。機密文書をまいた犯人だと常務に自首しようとするが、ジンサンとジュノはルダを引き止め、会社の思惑を探り出してインハンに対抗する。そんな中、謎の携帯メールを受け取ったジンサンの脳裏には、タイムループ前の記憶が断片的によみがえるが…。
第5話 恋の急接近!?
ルダとともにタイムループを体験し、パニックに陥ったジンサン。心療内科を訪れるも異常なしと診断され、ルダの言葉を信じざるを得なくなる。ジンサンはタイムループを止めるために親しまれる人になってほしいとルダに頼まれ、言われたとおりにすると約束するが…。一方、ジュノはジンサンと急接近したルダを見てやきもちを焼き、ストレートに気持ちを告白する。そんな中、シベクがMWチキン初の女性幹部として戦略企画本部長に就任して…。
第6話 感情爆発!
シベクとインハンの策略によって、直営店の中で売り上げ最下位のMWチキン加里峰店に飛ばされたジンサン。客を装って店を訪れた彼はチキンの味に難癖をつけて支払いを拒否し、警察に連行される。その後も自分が左遷されたことに納得がいかず、会社に乗り込んでシベクとインハンに猛抗議。シベクに暴言を吐いて激怒させた瞬間、再びタイムループが起こって…。一方、ルダはジュノに交際を申し込まれ、高級レストランで食事をするが…。
第7話 勘違いから始まる恋
加里峰店の廃業を防ぐため、ジンサンは2週間で売り上げを2倍にするという難題に挑む。ルダは「助けてくれ」というジンサンの言葉に感動し、加里峰店の応援に向かうことに。ジンサンに誓約書を書かせ、タイムループからの脱出と本社復帰のために力を合わせようと告げる。ジンサンは突然ルダが仕事熱心になったのは、自分のことが好きだからだと勘違いして…。一方、ジュノはルダを守るために加里峰店で働き始め、ジンサンを監視するが…。
第8話 上司のあり方
シベクの裏をかき、加里峰店を守ることに成功したジンサン。しかし嫌味っぽい性格は変わらず、スタッフたちは不満を募らせる。これに気づいたルダは、スタッフとの絆を深めるべきだとジンサンに助言。急きょジンサンの家でホームパーティーが開かれる。ところが、王様ゲームでルダがジュノのおでこにキスをすることになって…。そんな中、迷惑な常連客がルダを突き飛ばすという騒動が起こる。カッとしたジンサンは客を店から追い出すが…。
第9話 タイムループでお邪魔虫
ジンサンは不当解雇の危機に立たされるが、迷惑な客を追い出す様子の動画がニュースで報道されたことによって一躍有名人に。全加盟店からの要望で広告モデルに起用され、めでたく本社に復帰する。一方、本部長に昇進したジュノが会長の孫であることを知ったルダは、彼の気持ちを受け止める自信を失ってしまう。ルダを昼食に誘い、相手は自分だと思い込んで恋のアドバイスをしたジンサンは、ルダとジュノのデートを目撃して激怒するが…。
第10話 犯人を捜し出せ!
夜道で何者かに襲われたジンサン。ルダは病院に駆けつけてジンサンを抱きしめ、ジンサンは初めて自分がルダに恋していることに気づく。ルダの協力を得て、自分を脅迫する男の正体を突き止めようとするジンサン。ところが、ルダの頭上に花瓶が落下しそうになる謎の事件が発生し、ジュノはルダを危険に巻き込むなとジンサンに警告する。そんな中、契約社員たちに突然、期間満了が通知され、ジュノとルダは彼らの解雇を阻止すべく奔走するが…。
第11話 嫉妬の原因
ニュース番組に出演したジンサンは、生放送中にインハンに電話をかけ、契約社員全員を正社員にすると宣言させる。悔しがるインハンに対し、シベクはジンサンに恨みを持つ人を利用しようと提案して…。一方、ジンサンがルダに恋していると気づいたジュノは、告白をしても無駄だと言い放つ。ジンサンは対抗心を燃やし、自分とルダには2人だけの秘密があるとジュノに話してしまう。ルダはやむなくジュノにタイムループの秘密を明かすが…。
第12話 答えは“ごめんなさい”
ルダに告白したジンサン。ルダは彼が真剣であることを悟るが、気持ちに応えることはできないと伝える。一方、ジュノはルダから聞いたタイムループの話が本当だとは信じられず困惑していた。そんな中、インハンとシベクは臨時取締役会を開いて会長解任を企む一方、ジンサンの部下だった女性ヒョンジョンが現在も意識不明だという情報をマスコミに流す。ジンサンは社内暴力の加害者として非難される中、ヒョンジョンの父に呼び出されるが…。
第13話 戻りたい時間
ジンサンはルダを生き返らせるべく、必死で過去に戻ろうとする。しかしタイムループは起こらない。最初にタイムループが起こったのはヒョンジョンが意識不明になった日時だと気づいたジンサンは、彼女の日記から手がかりを探そうとするが、ヒョンジョンの病室に近づけず…。一方、インハンは株式操作の罪で逮捕され、彼を陥れたシベクもAIに裏切られる。ジュノはAIによる買収から会社を守るために奔走し、ジンサンに助けを求めるが…。
第14話 心の奥底に眠っていた感情
初めてタイムループが起こった日に戻ったジンサンは、元気なルダを思わず抱き締め、セクハラで懲戒委員会にかけられそうになる。そんな中、ジンサンはヒョンジョンの自宅で火災が起こることを思い出し、現場に駆け付けて彼女を救出。ヒョンジョンの病室を訪れて、これまでのことを謝罪する。一方、タイムループの記憶を失ったルダは、突然別人のように変わったジンサンを不思議に思う。ジンサンは必死にルダの記憶を蘇らせようとするが…。
第15話 僕が守りたい人
ジンサンは労働組合を作って会社を変えようと決意。ルダもジンサンに協力するが、加入希望者は1人も現れない。ジンサンはあらゆる雑用をこなして誠意を見せ、部下たちの心をつかもうと努力する。課長としてマーケティングチームにやって来たジュノは、そんなジンサンにすっかり魅了されてしまう。ジンサンはルダとジュノが親しくなっていく様子を見ながら、タイムループ前は2人が恋人同士だったことを思い出して切ない気持ちになるが…。
第16話(最終話) 私にとって大切な人
タイムループ前の記憶をすべて取り戻したルダ。労働組合の創立総会も目前に迫るが、インハンは強引な人事異動や出張によって社員に圧力をかけ、労組結成を妨害しようとする。講堂に閉じ込められたジンサンはインハンに行く手を遮られ、ルダはジュノに助けを求めて…。そんな中、ルダに恩返しがしたかったと伝えるジンサン。自分ではルダを幸せにできないとあきらめ、好きだという気持ちを胸にしまってジュノとの恋を応援するが…。