見た目は童顔だが、34歳で学歴もなく、おまけに不良債務者のソヨン。ある日突然会社からリストラされたソヨンは、やっとの思いで洋服リフォーム店の仕事を見つけるが、妹ソジンが客の服を盗んだせいで初日にクビになってしまう。ソジンを捕まえようとクラブに乗り込んだソヨンは、初対面の男ジヌクとトラブルを起こし大騒動に発展。さらにソジンに押し付けられ、25歳の妹に成りすましてアパレル会社「ザ・スタイル」でアルバイトをすることに…!
デザイン室のフィッティングモデルと雑用をすることになったソヨンは、ジヌクと再会する。なんと彼は「ザ・スタイル」の社員だったのだ。クラブの一件で多額の和解金を支払う羽目になったジヌクは、憎きソヨンに嫌がらせを仕掛けるが、空回りして社長スンイルに目をつけられてしまう。同情したソヨンは、ジヌクが挽回するための勝負服を作ることに。そんな中、チャン課長に渡したはずのサンプルドレスがなくなってしまい、ソヨンは窮地に立たされる。
サンプルとジヌクの服を作った才能を認められたソヨンは、昔からの夢だったデザイナーの見習いとして採用される。しかし、妹ソジンになりすましている事実は打ち明けられない。そんな中、長年スンイルを思い続けてきたヒョン理事の娘ユンソがデザイン室のチーム長に就任する。 一方、ソジンは「ザ・スタイル」のデザイン公募にソヨンのデザイン画を勝手に応募。見事大賞に選ばれるが、ソヨンとして会社に現れたのは本物のソジンだった…!
会社で初恋の相手ユンソと再会したジヌクは、彼女がチーム長になったことを知り複雑な思いを抱く。そんな中、ローズ百貨店の売り場移転の話が持ち上がる。MD(マーチャンダイザー)のジヌクはソヨンに、若い女の子好きの売り場担当者の接待を依頼する。ソヨンは会社のために仕方なく協力するが、急遽ソヨンが着ているサンプルのドレスをスンイルに見せなければならない事態に! ジヌクとソヨンはスンイルの家にサンプルを届けに行くが…。
スンイルの娘ヒョニと出会ったソヨンは“美容室ごっこ”の相手をするが、ユンソは2人が仲良くしているのが気に食わない。そんな中、会社の掲示板に妹ソジンの不倫を告発する書き込みがあり、「ソジン」として働くソヨンは不倫女のレッテルを貼られてしまう。クビ寸前のソヨンを助けようと、ジヌクは不倫相手に会いに行く。一方、スンイルとともにデザインチームの飲み会に来たソヨンは、酔った勢いで自分の年齢を暴露してしまう!
ソヨンは企画商品のデザイン画をユンソに提出するが、目の前で捨てられてしまう。偶然それを見つけたスンイルは、会議に持ち出してソヨンにプレゼンをさせ、ユンソのデザインとともに採用を決める。お使いを頼まれチャン課長の家に行ったソヨンは、居候のジヌクと出くわす。手を怪我したジヌクのシャンプーを手伝ううちに、2人の距離は縮まっていく。そんなある日、スンイルの妹ジュヒが悪名高い「ソジン」を辞めさせようと会社に乗り込んできて…!
ソヨンの担当MDになったジヌクは、ヒョン理事長の嫌がらせで予算をカットされたソヨンのために奔走する。そんな中、ソヨンはヒョニに呼ばれ、ジヌクとの食事を断ってスンイルの家へ向かう。そこにユンソとジヌクが加わり、微妙な関係の5人が集まることに。ジヌクはスンイルと親しくするソヨンに怒りをぶつけ、口論の末にキスをしてしまう。一方、ソヨンが年齢を偽っていることを確信したユンソは、ソヨンの同級生であるジュヒに会わせようとする…。
ユンソはソヨンの年齢のことをスンイルに話そうとするが、突然ヒョニが行方不明になってしまう。苦労の末ヒョニを見つけ出したソヨンに、スンイルはヒョニの遊び相手になってほしいと頼む。ソヨンに嫉妬したユンソは、ソヨンに年齢を暴露させる計画を立てるが…。そんな中、着々と発売の準備を進めていたソヨンのジャケットの製造にトラブルが発生。企画商品から外されそうになるが、ジヌクが3日間で解決すると言い出して…!
社員研修旅行で、ソヨンは本名宛てで差し入れが届いたり、ウソ発見器にかけられたりと数々のピンチに見舞われる。自分のついた嘘が次第に大きくなり、罪悪感に落ち込むソヨン。そんな中、偶然親密な雰囲気のソヨンとスンイルを見たユンソとジヌクは嫉妬を覚える。チャン課長に後から来る社員の迎えを頼まれたジヌクは、ソヨンを無理矢理連れ出すが、途中で車が故障。レッカーを待つ間、ついにジヌクはソヨンへの思いを告白する。
スンイルがソヨンに寄せる気持ちに気づいたユンソは、社員特別賞にソヨンを推薦。そこにはソヨンの正体を暴露する計画が隠されていた…。ソヨンはスンイルに表彰を辞退すると言うが、正社員登用の話やデザイナーと書かれた名刺まで用意され、引き下がれない状況に! そんな中、ジヌクへの思いで罪悪感に駆られるソヨンは真実を打ち明けようとするが、言い出せない。そして、表彰を受ける創立記念日の当日、彼女のジャケットがついに発売されるが…。
創立35年記念式典で自分の年齢と本名を明かしたソヨンは即時解雇される。ジヌクは衝撃のあまりソヨンに怒りをぶつけるが、彼女は、好きだから本当のことを言えなかったと彼への気持ちを告白する。一方、ユンソはスンイルに婚約を持ち出し、ヒョニにも積極的に接するが、ヒョニはソヨンが忘れられない。そんな中、ソヨンのジャケットは発売1週間で完売! さらにヒョン理事とペク部長がアウトドアウェアを巡ってコンペをすることになり…。
ヒョン理事の第1チームとペク部長率いる第5チームが競い合うことになり、ソヨンは、その第5チームの助っ人として2週間だけバイトで雇われることになる。周囲の風当たりは冷たく、コンペ参加資格テストとして24時間以内に服を作るように言われるソヨン。途中出来上がったものをチャン課長に盗まれピンチとなるが、残り7時間で新たに作り上げ、何とか参加権を獲得。チーム一丸となるべく全員でアウトドアウェアのテストのために登山をするが…。
ヒョン理事の裏工作で生地を提供してくれる会社がなくなり、ソヨンは自ら生地を加工、制作することに。同じチームにジヌクも参入、サンプル着用テストを進める中で、彼とソヨンの距離も再び縮まっていく。コンペ当日、イタリア製の新素材で自信満々の第1チームに対し、第5チームも大健闘。予想を覆して勝利してしまう! コンペの後、スンイルはユンソにプロポーズするが、ユンソの喜びも束の間、彼女が仕掛けた陰謀が次々と暴かれてしまう。
ジヌクは酒の勢いでソヨンに愛を告白するが、すぐに酔いつぶれてしまう…。翌日、「ザ・スタイル」に出社するソヨン。彼女の過去のデザイン帳を見たスンイルが新たにロマンティックルックのデザインを依頼したのだった。しかし、ヒョン理事らは激しく抵抗。特にスンイルから婚約を断られたユンソは彼の決断に腹を立て、再度コンペを提案。負ければ後がないソヨンはデザインのヒントを得るためカラーエキスポに出かけるが、そこでスンイルと偶然出会う。
コンペはユンソがデザインした服が圧勝する。しかし、それは服の原価をブログに公開したための不正行為だったことが判明。販売価格を提示した再投票での結果はソヨンの勝利! キムチーム長からねぎらいの食事会に誘われたソヨンだったが、食事会の場で偶然、スンイルと2人きりに。そこにジヌクが現れ、ソヨンと交際中だと宣言するが、スンイルもライバル心をむき出しにする。そんな中、突然ソヨンの目に、デザイナーとして致命的な異変が起こる…!
ソヨンは意図的に色覚障害を隠したと誤解され、またも形勢不利に。幸い、治療すれば回復することがわかるが、ヒョン理事は認めようとしない。そこでペク部長はソヨンに仕事を続けさせる条件で全ての責任を取って会社を辞める。スンイルは落ち込むソヨンを会社に引き止め、ペク部長の代わりに自分の味方になってくれと頼むが…。そんな中、ソヨンはユンソが今まで仕掛けてきた陰謀に気づき、彼女とのドレス対決に挑むことに…。
女優チェ・スラが映画祭で着用するドレス公募予備審査にユンソ、キムチーム長のグループ、そしてソヨンが通過。デザインコンセプト説明会でソヨンは予想外のセクシーなレッドを選び、自信満々のユンソに対抗する。そんな中、10年間行方不明だった父から突然連絡を受けたソヨンは父が働く豚足の店に会いに行くが、そこはなんとジヌクの父が経営するお店だった。ソヨンとジヌクが付き合ってることを知ったジヌク の父は2人の交際に猛反対するが…。
ソヨンにキスされ幸せいっぱいのジヌク。だがそれは彼女からの別れを意味していた。わけが分からないジヌクは、自分が彼女にふさわしい男だと懸命にアピールするものの、彼女は無視するばかり。そんな中、チェ・スラのためのドレスが完成。選ばれたのはユンソのドレスだった。3枚のドレスを試着して決めたというスラだが、ソヨンのドレスの包みは封をされたままだった。打ちひしがれるソヨン。スンイルは彼女のドレスを見てあることを思いつく…。
ソヨンを巡って対決するジヌクとスンイル。しかし、ソヨンは分別をわきまえないジヌクに冷たくしてしまう。その夜、ジヌクの父から呼び出されたソヨンが店に駆け付けると、そこには泥酔したソヨンの父がいた。おまけに彼女はジヌクとも鉢合わせしてしまい…。一方、チェ・スラから新たにドレスの依頼が来る。ソヨンのドレスが好印象を得るが、実際に着用されたのは今度もユンソのドレスだった。スンイルはソヨンを励ますために彼女を呼び寄せるが…。
ジヌクの変わらぬ愛に、ついに覚悟を決めたソヨン。彼と一緒にジヌクの父を訪ねると、2人の仲を認めてもらうまで一ヶ月間、毎日お店に顔を出すと宣言する。毎日店を手伝うソヨンの姿に、ジヌクの父も次第に心を開いていく…。そんな中、ソヨンに勝つために卑怯なことをしてきたユンソの悪事がバレてしまい、彼女は会社を去ることに。一方、ソヨンは、会社を辞めたペク部長と偶然再会。それをきっかけに新たなチャンスがソヨンに訪れる…。