第1話「最悪の出会い」
5年前に心臓移植手術を受けて健康を取り戻したボミは、両親が経営する病院で臨床栄養士として働いている。ある朝、精肉店に買い出しに行ったボミは、そこで働くドンハに悪徳卸業者と誤解され、大喧嘩をしてしまう。そんな中、牛島（ウド）に一人旅に出たボミは海辺である男と出会うが、彼が精肉店での喧嘩の相手ドンハとは気づかない。だが、ドンハの子であるプルンとパダを見た瞬間、なぜかボミの胸は熱くなり涙があふれ出す…。
第2話「牛島（ウド）での夜」
ドンハは、亡き妻の服を着たボミを怒鳴りつける。プルンはボミに謝り、母の命日であることを伝えようとするが、ドンハに止められる。夕食後、プルンとパダを寝かしつけたボミは、1人寂しく酒を飲むドンハを発見し…。一方、ドンウクは自分の身辺調査をミョンヒに命じられたと明かす元恋人のジウォンに、自分との過去は伏せておいてほしいと頼む。ソウルに戻ったドンハは、精肉会社ハヌラオンの代表としてヘギル病院を訪れるが…。
第3話「弟の彼女」
ドンハに騙されたと勘違いし、向こう脛を蹴ったボミ。だが、ドンハがハヌラオンの代表でドンウクの兄だと知ると、あわててその場から逃げ出してしまう。一方、ドンウクはボミとドンハの関係が気になり、ボミとの結婚を急ごうとする。そんな中、ボミは「ヘギル病院に牛肉を安く卸す」というドンハの申し出を勝手に断ったことを上司に責められ、泣く泣くハヌラオンを訪問する。その頃、ミョンヒはドンハの母ヒョンスンの元を訪ね…。
第4話「好きになってはいけない人」
ボミがドンウクの恋人だと知り、動揺するドンハ。ボミに懐いていたプルンはトイレで泣き出してしまう。その頃、ミョンヒはジウォンにドンハとの見合いを提案していた。これを知ったボミはミョンヒを責め、ドンウクは兄と会うなとジウォンに釘をさす。そんな中、ヒョンウがドンハの携帯電話でこっそりボミにメールを送信し、ドンハは牧場でボミとデートをすることに。一方、ドンウクはボミのためにプロポーズのイベントを準備するが…。
第5話「ブレスレットがつなぐ縁」
ブレスレットをどこで手に入れたのかとボミを問い詰めるドンハ。それはドンハがスジョンのために手作りした、世界に一つのブレスレットだった。ドンハの家族との不思議な縁をドンウクに報告するボミ。ドンウクは、また兄のドンハに愛する女性を奪われるのではないかと不安になる。一方、ドンハから「子供たちと親しくしないでほしい」と告げられ、ボミは落ち込む。折しも、納品のためにヘギル病院を訪れたヒョンスンは、ボミと再会し…。
第6話「心の混乱」
手術歴のあるボミがドンウクの恋人だと知ったヒョンスンは、結婚に断固反対する。ドンウクは結婚よりも、ケガをしたドンハを心配するボミを見て傷つく。一方、ドンハはボミに好きだと告白し、もう会いに来ないでくれと伝える。そんな中、刃物事件が原因で、ヘギル病院の病院食は外部委託されることに。この機会に仕事を辞め、花嫁修業をしろとボミに話すミョンヒ。ドンハは、ヘギル病院の業務と職員を引き受けることを決めるが…。
第7話「衝撃の事実」
スジョンの心臓がボミに移植されたという事実を知ったドンハ。ドンウクは、ボミとドンハの気持ちは偽物だと言い放つ。ショックを受けたドンハは寝込み、不安になったプルンは泣きながらボミに電話をする。ドンハは看病にやってきたボミを追い返そうとするが…。一方、ドンウクは結婚相手として見てもらえるまで待つとボミに告げ、ボミはドンウクに友達として付き合っていこうと提案する。そんな中、ボミとセナは共に就職活動に励み…。
第8話「私は好きです」
ボミは、セナと共にハヌラオンに入社。ドンウクが母のヒョンスンに「ボミを採用してほしい」と頼みに来たことを聞いて、ドンハは驚く。顔を合わせるのが気まずいドンハとボミは、社内でお互いを避けようとするが…。一方、スジョンの母ボクヒはボミが作った粥を発見し、ドンハに再婚する気はないのかと尋ねる。そんな中、ジウォンとドンハが一緒にいる姿を目撃して、ジェラシーを感じるボミ。やがて、味付け牛肉の試食会が行われ…。