レナはイソルと2人で出張先に泊まり、彼女に真実を打ち明けようとする。だが、ミンジュンが立ち寄ったため、彼女に語るきっかけを失う。レナは、眠っているイソルに向かって、自分が決心したことを涙ながらに語りかける。翌朝、改めてレナを訪ねてきたミンジュン。彼は、ヘジンが彼らの結婚について語った言葉が気になって、レナに尋ねるが…。一方、ユラは両親から経済的に自立するため、ヤンスンが働く焼き肉屋のオーナーとなる。

「最後に母親としてイソルと過ごす時間がほしい」とヘジンに懇願したレナ。2人の会話を立ち聞きしてしまったイソルは、自分がレナの娘であることを知って強い衝撃を受ける。そして、偶然会ったインチョルに初めて胸の内を激しくぶちまけるのだった。翌日、レナはイソルをショッピングに誘って服をプレゼントし、一日、楽しい時間を過ごす。イソルは何も知らないふりをしてレナに自分の幼い頃の写真を見せ、手料理が食べたいとせがむ…。

テスは、ヒラに隠れてジェジュンとの親子鑑定に向けて準備を進めるが、それをヒラが知ってしまい…。一方、イソルはレナの手料理を食べながら、ジェジュンとの結婚に関する自分の決意を打ち明ける。レナはそれを聞いて、心苦しくもほっとする思いだった。そんな娘の心のうちを知らないヤンスンは両家の顔合わせの日を心待ちにしていたが、当日になってイソルは1人で行くと言い出す。そして、ヒラに対してこの結婚をやめると宣言し…。

イソルが結婚を取り止めたことにショックを受けたジェジュン。ユラとドングの元を訪れた彼は、レナとイソルが親子かもしれないと聞いて驚く。そんな中、イソルから全てを打ち明けられたヤンスンは、あまりに惨い運命を嘆くばかりだった。一方、ミンジュンからイソルが結婚をやめた理由を問い質されたレナは、腹痛に襲われ入院することに。兄に話したくて病院を訪ねたジェジュンは、ミンジュンがレナを想う気持ちに何も言えなくなり…。

ドシンは、レナの昔の写真を持った人物が孤児院を訪れたことをヘジンに報告する。一方、ヤンスンはレナの病室を訪れ、イソルがレナの幸せを守るために自分から身を引いたことを話す。イソルが真実を知っていたことに衝撃を受けながらも、自分の人生の方が大切だと開き直るレナだったが…。そんな中、ジェジュンと自分の親子鑑定の結果を知ったテスは、ヒラが裏で手を回していたことも知らず、自分が誤解していたとヒラに謝るのだった。

ユラがオーナーの焼肉店にヤンスンらが勤めているのを知ったヘジンとインチョル。ヘジンは店を畳ませるとヤンスンやドングに息巻くと、ユラを無理矢理連れ帰ってしまう。一方、ヒラは傷心のジェジュンがネパールでボランティア医師として働こうとしていることを知り、心を痛める。だが、どんな言葉も今のジェジュンを動かすことはできなかった。そんな中、レナは自分たちの秘密を守り抜くため、彼女に韓国を離れるよう提案するが…。

イソルとの母子関係をヒラに知られ観念したレナは、ミンジュンやテスに今までの秘密を告白すべく覚悟を決める。それを知ったジェジュンはヒラを口止めし、秘密を守ってくれれば青島病院に行くと交換条件を出す。レナの幸せは何とか守られるものの、彼女はイソルの存在が心配の種だった。イソルを排除するために、しきりに留学を薦めるレナだったが…。そんな中、レナが幼い頃に世話になったチョンイン僧侶が彼女の仕事先を訪ねてくる…。

レナは昔の悲しい出来事を思い出しながら、過去など関係なく生きていくと自らに言い聞かす。レナの晴れの日であるMC大賞授賞式の当日。ドシンはレナの母が放火殺人事件を起こしたことを突き止め、昔の新聞記事をレナの携帯電話に送りつけてくる。栄光の瞬間を目前にしてレナはショックを受け、急遽、ドシンが指定した廃墟に向かう。そこで2人は激しいもみ合いとなってしまい…。レナの後を追ったヒラは、すべてを目撃していたが…。

授賞式の壇上で、MCの座をイソルに引き継ぐと話し、引退を宣言したレナ。その後、姿を消した彼女をイソルやミンジュンらは必死で捜し回る。誤ってドシンを転落させ、取り返しのつかないことをしてしまったと悔やむレナは、自ら川の中へ…。だが、お腹の赤ん坊の存在を思うと自殺はできなかった。家に戻り、家族の前で告白したレナに誰もがショックを隠せない。ヒラはテスに、レナとミンジュンを離婚させるべきだと主張するが…。

ジェジュンは事故のあった廃墟を確認しに行くが、ドシンの遺体は見当たらない。その頃、ミンジュンはレナと離婚するようテスとヒラから迫られていた。彼が怒りの抵抗を示していると、ジェジュンがやってきてドシンの遺体がなかったと報告。レナは事故後、何者かによってドシンの写真が携帯に届いたことを思い出す。ミンジュンとジェジュンは目撃者がいるとにらみ、調査することに。一方、ヒラとヘジンはドシンの行方を捜し始めるが…。

レナの携帯電話にドシンの写真を送りつけた張本人がヒラであったことを知り、愕然とするジェジュン。レナもイソルから送られてきた映像を見て、ヒラが自分を陥れようとしていたことに改めてショックを受ける。そんな中、ヒラとヘジンは事故現場に放置されたドシンの車から放火事件の新聞記事を発見。それを脅迫材料に、ヒラはレナに離婚届を突きつけるが…。一方、ジェジュンは母のことで思い悩み、イソルに苦しい胸の内を打ち明け…。

ドシンの意識が回復したとの知らせが入り、ヘジンとヒラは病院に急行。母の後を追って、ジェジュンも病院へ。ヘジンは密かにドシンを他の病院に移すべく手続きを進めるが、その間にジェジュンが病室を訪れ、ヒラは驚く。ジェジュンは激しく母に抗議するも、ヒラは言葉巧みに弁解し、ジェジュンは母を庇うために苦渋の決断を下すのだった。ちょうどその頃、レナは数十年ぶりに再会した母から、今まで知らなかった秘密を打ち明けられ…。

ヒラとヘジンがドシンを退院させようとしていたことを受けて、テスは彼らが何故そのような行動に出たのか、2人を問いつめる。都合のいい言い訳を並べ立て自分たちを正当化するヒラに対して、ドシンの回復を待って彼から話を聞きたいと言うテス。母の魂胆を知っているジェジュンは、二度と自分を失望させないでほしいと母に頼み込む。そんな中、レナはヒラを呼び寄せ、ある条件と引き換えに自分が離婚に応じてもいいと切り出すが…。

回復したドシンはミンジュンを病室に呼び出し、ヒラが自分を見捨てたことやレナの娘の存在、さらにレナの母親の過去までも暴露する。一方、レナは記者会見を開いて離婚と流産を発表し、自分のせいで別れたイソルとジェジュンが結ばれることを願うと話す。ついにレナの娘がイソルであると気づいたミンジュンはレナを訪ねるが、彼女の離婚の決意は変わらなかった。その後、イソルに会ったレナは、今までの彼女への仕打ちをすべて謝罪し…。

ドシンは今までの清算をしてもらうべくヘジンの病院を訪れるが、もう用はないと冷たくされたことで彼の怒りに火がつく。彼は入院中に聞いた衝撃の事実をレナに打ち明け、2人で一発儲けないかと持ちかけるが…。レナは、ジェジュンの出生の秘密を語るドシンの話を録音。それをヒラに聞かせてイソルとジェジュンの結婚を認めるよう迫るが、ヒラは断固拒否する。そんなヒラのもとにドシンが現れ、ある信じがたい秘密を暴露するが…。

イソルの父親がインチョルであるという事実をヘジンが隠していたことに憤慨したヒラ。違法な経営をしていたというたれ込みをして、青島病院の契約を反故にしようとする。これに恨みを抱いたヘジンはジェジュンとイソルがテスに挨拶に来たところに現れ、皆の前でジェジュンにまつわる秘密をバラしてしまう。こうして今までの秘密や陰謀は全てが暴かれるが…。それから4年。レナとミンジュン、イソルとジェジュン、それぞれの想いは…。