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- アメリカで刑事司法学部の准教授として働くイ・ヒョン。彼に届いた匿名のメールには、ソウルで発生した、ある殺人事件現場の写真が含まれていた。そこから自身へのメッセージを読み取ったヒョンは韓国に帰国する。その頃、韓国では特殊犯罪捜査チームのチャ・ジアンたちが事件現場に出動。ジアンはそこで、長年待ち続けてきたヒョンと再会を果たすが、ヒョンはジアンを憶えていない。さらにヒョンは幼い頃の記憶を無くしていた。
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- 捜査協力を要請するため、ジアンは大学で特別講義をしているヒョンを訪ね授業に潜り込む。なんとか説得し、ヒョンの見事な分析と仮説を聞き出す。その情報を元に次の殺人の決定的手がかりを発見したジアンは、チームのメンバーと協力し、さらなる犯行をくい止めるため現場へと急行するが…。一方、幼い頃の記憶を断片的に思い出しつつあるヒョン。追っている事件に過去を狂わせたある出来事との関連性を感じ、独自に捜査をしていた。
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- ジアンのおかげで事件は未遂に終わり、犯人を現場で確保する。だが被害者は告訴しないと言いだす。ヒョンは事件の背後にいる人物を明かそうと犯人を問いつめるが、敏腕弁護士のチョン・ソノが現れ釈放される。そんな矢先、犯人が中国で緊急逮捕された。ヒョンがジアンの名で中国に捜査協力を依頼していたのだ。常識はずれなやり方をヒョンに問い詰めようと住所を聞くが、番地違いを教えられていた。しかし、難なく家を訪ねたジアンは…。
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- ジアンは捜査を中国へ依頼したことでチームから外されてしまい、刺激のない毎日を過ごしていた。一方ヒョンは、殺された父親を知るヤン刑事から連絡を受け家を訪ねる。だが何者かがヤン刑事を殺害して逃走し、防犯カメラに写っていたヒョンが容疑者になってしまう。そのまま帰れないヒョンはジアンの家に忍び込み、身の潔白を主張。ジアンと共に事件現場を捜査していると、そこへチーム長らもやって来て、思わず2人はクローゼットに隠れる。
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- ジアンの家に転がり込んだヒョン。一人暮らしのジアンは突然の同居にとまどいながらも彼をかくまうことに。捜査を進める2人はヤン刑事の検視を担当し、ヒョンの隣家に住む法医官のジュノからも情報を得るが…。新たな殺人事件が起こり、捜査を進めるうち妻と娘を殺害した罪で服役するヨンチョルの存在に辿り着く。ヒョンはその息子が父親の復讐をしているのではないかと疑い、面会に訪れるとそこには再びソノの姿があった…。
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- 命を狙われた刑事部の部長検事シンに会いに行ったヒョンは、話すうちに忘れ去っていた母の声や記憶がよみがえる。断片的な記憶がますます謎を深めていくなか、ヒョンは幼い頃にジアンと出会っていたことを思い出す。だが2人は互いの目的を隠し、一緒に捜査を進めていく。ある日、ヒョンの前に青年ジョンハが現れ、自分はサイコパスではないかと心配していた。そんな中、殺人事件が発生し彼が容疑者に。ジュノやソノもその事件に関わり…。
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- ヒョンはジョンハが誰かをかばっていると推測。そして真犯人を探し出し、追い詰めるが…。捜査を進める中ヒョンは次第にジアンへ心を開き2人の距離は縮まっていく。そしてジアンは幼い頃に断られ続けた“パートナーになること”を再び提案、ヒョンと握手をし喜ぶ。その後、休園した遊園地でデートをしていた2人を、陰から見張る謎の人物の姿があった。さらにヒョンは捜査チームのメンバーやソノ、ジュノの過去を調べ始めるが…。
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- ある日、ジアンが家で暴漢に襲われ、偶然居合わせたソノに助けられる。だが、不自然な偶然にヒョンはソノを疑っていた。犯人が捕まらない中、ジアンを1人にできないヒョンは自分の家に連れて帰ることに。再びの同居生活に戸惑いつつ喜ぶジアン。一方、ヒョンは友人に調査を依頼していたサインの手がかりを得て、ある会社に潜入する。そこで女性の死体を発見し、現場にいたスタッフを確保するが、何も知らないと供述し…。