修行のためにやってきた無形道館でテソと再会し、喜ぶガンチ。ところが、テソはガンチを見るなり彼の腹に刀を突き刺す。ピョンジュンはテソが強い暗示にかかっていることを見抜くが、これを解くのは容易ではないという。一方、瀕死のガンチを看病していたヨウルはあることを思い出し…。百年客館ではグァヌンがムソルの隠し財産を探していた。イ・スンシンとピョンジュンは隠し金庫にある五千両の銀子を運び出す計画を立てるが…。
修行のためにやってきた無形道館でテソと再会し、喜ぶガンチ。ところが、テソはガンチを見るなり彼の腹に刀を突き刺す。ピョンジュンはテソが強い暗示にかかっていることを見抜くが、これを解くのは容易ではないという。一方、瀕死のガンチを看病していたヨウルはあることを思い出し…。百年客館ではグァヌンがムソルの隠し財産を探していた。イ・スンシンとピョンジュンは隠し金庫にある五千両の銀子を運び出す計画を立てるが…。
隠し金庫に閉じ込められたガンチとヨウル。偶然ヨウルの胸に触れてしまったガンチは、ついにヨウルが女性だったことを知る。一方、ソ副官は掛け軸の裏にあった壁を怪しみ、春花館にいるグァヌンの指示を待つが…。その頃、腕に傷を負っているヨウルは高熱に苦しんでいた。「タム君」と呼びかけたガンチに自分の名を明かし、ヨウルは気を失ってしまう。その瞬間、ガンチは幼い頃に出会った少女のことを思い出す…。
テソはガンチの前でひざまずき、チョンジョを連れて遠くに逃げてほしいと頼み込む。チョンジョが神獣の自分を受け入れてくれるだろうかと思い悩むガンチ。ヨウルは心の動揺を抑えながら、ガンチを励ますのだった。そんな中、ガンチとヨウルは百年客館で働くオクマンから、チョンジョがグァヌンと初夜を過ごすことになったことを知らされ、チョンジョを救うためにある作戦を立てる。一方、ピョンジュンはソジョン法師を訪ね…。
グァヌンの手下たちに捕らえられたガンチとチョンジョ。テソに腕輪を外され、ガンチはチョンジョの前で神獣の姿になってしまう。テソに傷を負わせたガンチを見て、チョンジョは失神するが…。一方、ガンチが獣に変わったことを知り、ウォルリョンを思い出すグァヌン。ソ副官もガンチはウォルリョンとソファの子ではないかと進言する。グァヌンはピョンジュンを訪ね、20年前なぜすぐにソファを殺さなかったのかと問い詰めるが…。
無形道館の師範であるヨウルはガンチの訓練を担当することに。人間になるための第一歩として、ガンチは袋いっぱいに詰まった豆を数え始める。そのとき強風とともに不吉な気配が漂い、ガンチは言いようのない恐怖に身を震わせる。一方、テソは父ムソルが遺した四君子の証、菊花の落款をピョンジュンから受け取り、重要な任務を打診される。そんな中、森の中で3体もの変死体が発見され、無形道館の弟子たちはガンチを疑うが…。
2人きりで灯籠祭りを見物し、楽しいひとときを過ごすガンチとヨウル。それを見たチョンジョは激しい嫉妬にさいなまれる。一方、倭の商団をもてなすために宴を開いたグァヌンは、朝鮮語を流暢に話す女団長の正体が気にかかる。そんな中、無形道館の弟子が殺され、朝帰りしたガンチに疑いの目が向けられるが…。そんな中、テソは間者としてグァヌンに接近することを決意。ピョンジュンは、ヨウルとテソの婚礼を進めようとする。
ウォルリョンが千年悪鬼となって戻ってきたことをガンチに伝え、早く逃げろと警告するソジョン法師。その頃、ヨウルは森の中で出会ったウォルリョンから「ガンチの父親を殺したのはおまえの父だ」と聞かされショックを受ける。ピョンジュンはヨウルの外出を禁じ、花嫁修業として裁縫を習わせることに。そんな中、グァヌンは森で起こった殺人事件は神獣の子であるガンチの仕業だとして、イ・スンシンを窮地に追い込もうとするが…。
百年客館に現れたウォルリョンは「人間になるのはあきらめろ」とガンチを脅し、コン・ダル先生を攻撃して姿を消す。自分の血を使ってコン・ダル先生の傷を治そうとしていたガンチは、ピョンジュンと弟子たちに誤解されてしまう。一方、倭の女団長はテソを部屋に招き、百年客館を取り戻す気があれば力を貸すと申し出る。そんな中、グァヌンが流した噂のことを知ったガンチは、民衆の前で自分が神獣ではないことを証明しようとする…。