ジョンヒは、死の間際に置かれたチェ会長に27年隠し通してきた恨みをぶつける。父危篤の知らせを聞いたソユンは、病院に駆け付けるが…。チェ会長の死後、ソユンは社会葬を執り行おうと家族に提案するが、喪主として存在感を示したいウォンジェやソユンを排除したいジョンヒはこれに反対する。そんな中、ソンジェはソユンの意見を支持し、ジョンヒを驚かせる。一方、ハンソン製鉄を狙うテジュはウォンジェを訪ねて家族葬を薦めるが…。
ソユンはハンソン製鉄の買収をめぐって、テジュと手を組んだミンジェ、ウォンジェと総力戦を繰り広げる。ジョンヒは違法行為を告発してソユンを刑務所に送り込もうと企んでいた。ソンジェはアメリカの大学に留学することを決め、一緒に韓国を離れようとジョンヒに提案するが…。一方、ソユンはミンジェを呼び出し、ハンソン製鉄を共同買収しようと持ちかける。そんな中、アジア通貨危機が発生し、ソンジングループは迷走し始める。
ジョンヒと手を組むことを決めたミンジェは、共同名義の口座から10億ドルを引き出すため、印鑑と同意書を渡せとテジュに迫る。だが、テジュはこれを拒否。ミンジェは検察庁にエデンの資料を流して押収捜索を指示し、テジュに圧力をかける。ソリが連行されたと聞いたテジュは、ソユンとの調印式の最中に席を立ってしまう。ソンジングループの構造調整案を発表する予定だったソユンは、10億ドルを手に入れられず窮地に立たされるが…。
家族会議で、ソンジンセメントの株主総会を提案したジョンヒ。ソユンは「ソンジンセメントの借名株式を持った人物がすぐそばにいる」というテジュの言葉を思い出し、大きなショックを受ける。一方、テジュは検察の調査から解放されたソリを食事に誘い、エデンを辞めて自分から離れるように告げる。そんな中、ジョンヒの正体と、チェ会長の危篤を知りながらわざと家族に知らせなかったという事実を知ったソユンは復讐を決意する。
10億ドルを手に入れてソンジングループを守るため、ソユンはテジュに自分との結婚を提案。3日後に聖堂で結婚式を挙げようと告げる。一方、ソンジェは、ジョンヒを連れて家を出ていってほしいというソユンの言葉に深く傷つく。そんな中、テジュは10億ドルをフィリピンに投資し、ソリと共に韓国を離れる計画を立てていた。ミンジェは建設交通部長官に内定したキム議員の贈賄の証拠をマスコミにリークし、テジュを追い詰めるが…。
テジュの代わりに警察に自首したソリは、フィリピンではなく、ソユンの元に行くようにテジュを促す。ソユンは血のついたテジュの指を見て驚くが、そのまま結婚式を挙げる。一方、上京したドンジンは、ジョンヒとソンジェに家を出て行けと言い放つが…。そんな中、ソユンの夫となったテジュはエデンの経営をチュノに任せ、ソンジンセメントの常務に就任。一方、テジュの犯行を疑うミンジュはキム議員刺殺事件について調査するが…。
ドンフィがキム議員刺殺事件の担当検事となる。テジュはデパートの譲渡を条件に取引を持ちかけるが、ソユンの思惑が外れ、ドンフィはジョンユンとの離婚に応じると宣言。テジュは株主総会の前までに検察の調査を受け、自分の無実を証明するとソユンに告げる。ミンジェは、証拠を捏造してでもテジュを起訴しろとドンフィに命じるが…。そんな中、ソンジェはソユンを手助けするために、違法と知りながらソンジン学院の資金で株を購入する。
密かにドンフィと取引していたテジュは、嫌疑無しの不起訴処分で身柄を解放される。一方、ジョンヒはソンジェの逮捕に激しく動揺し、息子を救う方法を探していた。テジュは、ソンジェの事件がより大きく報道されるように手を回せとソユンに助言。その結果、ジョンヒはミンジェに持株の共同議決権を約束することになる。そんな中、グループ経営権の行方を決めるソンジンセメント株主総会がいよいよ翌日に迫り、家族会議が開かれるが…。