朝鮮第3代国王太宗(テジョン)の時代。奴婢(ヌヒ)として、母と二人で貧しい暮らしをしていた少年ウンボク。
ある日、科学者として有名な父親ソンフィからチャン・ヨンシルという名前と天体の知識を授けられる。その後も、奴婢として厳しい仕事や差別に苦しみながら、ヨンシルは父親の影響で始めた星の観察だけを生きがいに過ごしてきた。だが期せずして、役人に科学の才能を見出され、天文観測を行う書雲観(ソウングァン)で働くことになる。
やがて、後の第4代国王世宗(セジョン)と出会い、人生が大きく変わったチャン・ヨンシルの科学者への道が始ま
る—!