就職活動に苦戦中のジワンは、友人ヒョンドの嘘が原因で23社目の面接試験に遅刻してしまう。なんとか頼み込んで無事面接を受けるが、無名大学出身のために良い手応えをつかめない。ジワンを心配する祖母ジニは、亡き息子サンジュンの部下だったテスが大企業の会長になったと聞き、就職の世話を頼もうと提案。しかし、ジワンはジニに反発する。一方、バンド活動に明け暮れるヒョンドは父テスから相続放棄か就職か選べと迫られ…?
ヒョンドは母から説得され、しぶしぶベストグローバルに入社することを決意。面接試験をジワンと一緒に受けることになり、自分はこの会社の御曹司だとジワンに暴露する。そんな中、ジワンとジワンの妹ウンスを見かけ、2人が恋人同士だと勘違いして…。一方、ジワンの履歴書を確認したテスは、彼がサンジュンの息子だと気づいて驚く。その頃、ジワンの母ソニは、夫の墓の前で幼い頃からの宿敵スギョンと偶然再会する。
ジワンがベストグローバルの採用面接を受けたことを知ったジニは、ジワンを合格させてもらおうと一人でテスの元へ。一方、ヒョンドは恋人に別れを告げられたウンスを目撃し、二股の証拠を押さえたとジワンに連絡する。駆けつけたジワンから、ウンスとは実の兄妹だと聞かされるヒョンド。サンジュンの法事を済ませたソニは、ウンスをサンジュンの戸籍に載せるようジニから言い聞かされる。そんな中、ジワンは突然テスに呼び出され…?
テスと会った帰り道に追加合格の知らせを受けたジワンは、複雑な心境で街をさまよう。帰宅後、就職の口添えのためにテスに会いに行ったジニを責め、コネ入社はしないと言い放つジワン。そんな中、ヒョンドはウンスのことが気になり、毎日のようにアルバイト先のピザ屋に通う。ウンスからジワンが入社しないことを聞いたヒョンドはジワンを呼び出し問い質すが…。一方、ウンスの親友ヨンジュは、教師の仕事で追いつめられ…。
ヨンジュの父ジェチョルは早期退職を決め、晴れ晴れとした気分で家族に報告をしようとするが、その場へ現れたヨンジュが一足先に自分の退職を報告し、ジェチョルは機会を逃してしまう。一方、プライドを守るために入社を拒んでいたジワンはテスに呼び出され、どんな選択をすべきか葛藤する。ヒョンドはひとまず入社してから成功を目指せばいいとジワンを説得。そんな中、ヨンジュは脚本家になるという夢に向かって歩み始めるが…。
ヨンジュの退職を受け入れられない母ミンジャは一人で校長の元を訪れ、娘はしばらく休職するだけだと頭を下げる。ウンスはジワンの就職祝いを買いに行くが、お金が足りず、その場にいたヒョンドにお金を借りるはめに…。一方、テスはスギョンが苦労して手に入れた絵画をビジネスパートナーであるパク会長の妻にこっそりプレゼントしてしまう。激怒したスギョンは家出を決行。そんな中、ジワンとヒョンドはテスの会社に同期入社する。
会長の息子として好き勝手にふるまうヒョンドは、新入社員研修を担当する上司のミジンから目を付けられる。ジワンは同期社員にコネ入社という色眼鏡で見られ、学閥のせいで孤立してしまう。一方、ジェチョルは家族のために早期退職の希望を撤回しようと奮闘。なんとか定年まで在職できるよう取り計らってもらう。ジワンの就職祝いの代金を口実にヒョンドから呼び出されたウンスは、留学したはずの元カレのデートを目撃してしまう…。
研修で実力を発揮するジワンだったが、会長の息子であるヒョンドを言い負かしたことでチーム長から叱られる。家出をしていたスギョンは夫婦同伴の食事会に万全の準備をして現れ、テスの首をつなぐが…。そんな中、サンジュンが創立したテフ産業がベストグローバルの前身だというイ本部長の話に衝撃を受けるジワンとヒョンド。一方、ヨンファンに会ったソニは、同じ孤児院で育ったジョンエが韓国に戻ったことを聞き、不吉な予感に襲われていた。
ヒョンドはジワンと同じ部署を希望し、マーケティングチームで働くことに。ジニは奉仕活動で近所にやってきたスギョンに会い、ジワンがベストグローバルに就職したことを話してしまう。一方、ソニはジョンエが店に現れたことに戸惑い、ウンスと会ってしまうのではないかとやきもきする。その頃、偶然ウンスと会ったテスは、困ったことがあれば訪ねて来るようにと話す。ウンスからこの話を聞いたソニは、いっそう不安な気持ちに駆られ…。
本社の閑職に左遷されたジェチョルだったが、ミンジャは昇進と勘違いして大喜びし、ごちそうを作る。ヨンジュはテレビ局の企画チームで働くことが決まり、お祝いをしようとウンスとジワンを誘うが、そこへヒョンドまでやってきて…。そんなある日、職場に一人だったヒョンドは印刷所から内容確認の電話を受け、自分の判断で回答をしてしまう。一方、ソニはジョンエから食事に誘われるが、いくら待ってもジョンエは現れず…。
テスを呼び出し、縁を切りたいと告げたソニ。テスはソニがなぜ自分に会いに来たのか不思議に思う。そんな中、ヒョンドのせいでチラシに重大な印刷ミスが発生。チラシを配布したジワンは上司に叱責され、ミジンと共に回収を急ぐ。テレビ局で働き始めたヨンジュは浮かれるが、ミンジャはジェチョルが左遷されたことを悟って落ち込んでいた。一方、印刷所から確認の電話を受けた人物がジワンではないと知ったミジンは、印刷所へ向かい…。
印刷ミスの責任をジワンに負わせることで事態を収拾しようとするチーム長に反発したミジンは、テスに直訴する。そんな中、ヒョンドはバンドのメンバーが見知らぬ男から金を受け取る姿を目撃。テスが背後にいると察したヒョンドは、テスに辞職を宣言する。それに対して、テスは自分のミスを友達になすりつけるような奴は必要ないと言い放ち、ヒョンドに解雇を告げる。チラシ問題のことを知ったヒョンドは金の力で事態を収拾しようとするが…。
ヨンジュはカフェにいるジワンを見かけ、ヒョンドのことで落ち込む彼を励ます。テスはソニを呼び出し、ジワンが会社で苦労しないよう計らうと告げる。断るソニだが、ジワンのためにも譲歩すべきではと言われ、言い返せない。一方、ウンスはヒョンドのことがなぜか気になり始め、2人は徐々に親しくなっていく。そんな中、ジニに招かれたスギョンは帰宅したソニ、ウンスと対面。ウンスの名字がジワンと違うことを不思議に思う。
ヒョンドはテスの業務日誌からヒントを見つけ、ある名案を思いつく。一方、ヨンジュはドラマ局のプロデューサーから呼び出され、ヨンジュの書いた辛口レビューのせいで番組がボツになったと責められる。そんな中、ヒョンドの策でチラシ問題は完全解決。テスはマーケティングチームの労をねぎらい、会食の費用を渡す。テスに褒められたヒョンドは会食に参加せず、上機嫌でウンスの元へ。ジワンは泥酔したミジンを家まで送ることになり…。