ジェチョルのノートを確認したジョンエは、テスが200億ウォンにも及ぶサンジュンの全財産を奪った事実に気づく。一方、ジワンが自分を疑い始めたことを察したテスは、保身のために計略をめぐらすのだった。その頃、ソニの許しを得たウンスとヒョンドは、幸せな時間を取り戻していた。そして、ウンスはスギョンに自分たちを見守ってほしいと頼む。そんな中、ヨンジュは自分の脚本をただ一人認めてくれるPDが異動になったことを知る。
ジョンエからテフ産業に関する銀行の内部資料を入手してほしいと取引を持ちかけられたジェチョル。違法行為はできないと断った彼は、この事をテスに知らせようとするが、門前払いされてしまう。その頃、ヘンスクはウンスがサンジュンの娘ではないことを知る。ソニはジニにも真実を打ち明けようとするが、ヘンスクに止められる。そんな時、ジワンが産業スパイに新製品の設計図を盗まれるというミスを犯す。だが、これはテスが仕掛けた罠だった。
ジワンとジェチョルが家族ぐるみの付き合いだと知ったテスは、ジェチョルに会いに行く。そして、ジョンエが自分の悪事に気づいたことを知り、すぐに彼女と連絡を取る。その頃、偶然、部長にこっぴどく叱られているジェチョルの姿を目にしたヨンジュは、初めて父親の窮状を知る。一方、厳しい立場に追い込まれたジワンは、ヒョンドの助言で盗まれた設計図が社内に残っている可能性に気づく。彼は社内に共犯者がいるのではないかと疑うが…。
父ジェチョルが左遷されても家族のために会社を辞められずにいると知って、自己嫌悪に陥ったヨンジュ。母親が遊んで暮らしていると思い込んでいる彼女は、家に帰ってミンジャを責める。そして、お金を稼がなければと思うあまり、PDが止めるのも聞かず、怪しげな制作会社と契約を結ぼうとするが…。一方その頃、幸せそうなヒョンドと健気なウンスの様子に心を動かされたスギョンは、交際を黙認すると伝え、2人を驚かせる。
社内で人事委員会の会議が開かれ、ジワンに懲戒解雇が言い渡される。一方、ベストグローバルの株主総会に出席したヨンファンは、設計図の漏えい事件についてテスに問いただす。その結果、漏えい事件をなかったことにしなければならなくなったテスは、人事委員会に解雇の撤回を命じる。その頃、ジニもついにウンスがサンジュンの娘ではないことを知ってしまう。ショックで寝込んでしまったジニを、何も知らないウンスが優しく気遣うが…。
何があってもウンスは大事な孫娘だと思い直したジニは、ソニと和解。その頃、テスはジワンとミジンをシカゴ支社に赴任させることで、厄介払いしようと計画していた。一方、ジョンエはウンスとヒョンドの仲を知ると、ヒョンドに接近。それを知ったソニはジョンエをなじり、その会話を立ち聞きしたヒョンドは、ウンスの生みの親がジョンエだと悟る。そんな中、ウンスはテスから激しい剣幕でヒョンドと別れろと迫られ、深く傷ついてしまい…。
ジワンはジョンエと会っていたせいでデートに大遅刻するが、待っていたミジンから一緒にシカゴ支社に行こうと誘われる。その頃、ヨンジュは共同脚本という形で脚本家デビューが決まる。だが、共同脚本家によって手直しされた原稿を読んで、自分には才能がないとすっかり自信をなくしてしまう。一方、テスを説得することをあきらめて家を出たヒョンド。頼れる友人もなく路上で寝ていた彼は、ホームレスたちと一緒に警察に連行されて…。
ミンジャは家で偶然見ていたドラマが、自分たち家族を描いたヨンジュの作品だと気づいて大喜び。だが、ヨンジュは脚本家を辞めると言い出す。その頃、テスは養護施設にジョンエの娘ウナがいることを突き止める。彼に脅されたジョンエはウナを養護施設から連れ出すが…。一方、行く当てのないヒョンドはウンスの家へ。そこにスギョンが現れ、大量の手土産でジニの機嫌を取ろうとする。そんな中、ジワンとミジンにシカゴ赴任の辞令が下りる。
ジワンはミジンとレストランで待ち合わせて、買ってあったカップルリングをプレゼント。だが、ちょうどその頃、ジョンエが娘のウナを連れてジワンの家に押しかけて騒動を起こし、電話で知らせを受けたジワンはミジンを置いて店を飛び出していく。一方、脚本家の夢をあきらめたヨンジュは教職に復帰するが、生徒から歓迎されず、厳しい現実に直面。ソニから預かったテフ産業の帳簿を調べていたヨンファンは、改ざんがあることに気づいて…。
ヒョンドは自分と同じく居候の身となったウナに、自分とウンスの仲はジニには内緒だと言い含める。一方、ウナを置いて姿を消したジョンエに腹を立てるヘンスクは、ウナからジョンエのことを聞き出そうとするが…。その頃、ジワンはソニの勧めでヨンファンに会いに行く。ヨンファンはテスが帳簿を改ざんしたのではないかと言うが、尊敬してきたテスの仕業だとはにわかに信じがたいジワン。彼は真実を突き止めるため、ある作戦を実行する。
テスの裏の顔を知ったジワンはミジンに会って、シカゴには行けないと伝える。すると、ミジンの答えは…。一方、テスはジワンを呼び出すと、ヨンファンを悪者にして自分への疑いを晴らそうとする。だが、ジワンはテスの話を信じず、シカゴ赴任の話をきっぱりと断る。その後、ジワンはテスの悪事の証拠を探すため、テフ産業時代を知る警備員に話を聞きに行く。すると当時、経理を担当していたジョンエに横領の噂があったことが分かる。
テスはジワンを牽制し、これ以上追及するとウンスとヒョンドが別れることになるとほのめかす。さらに、ヒョンドをジワンたちから引き離すため、事務所に寝泊まりする倉庫管理の仕事に異動させる。その頃、ソニはジニから、当時テスに言われるままテフ産業の株式を譲渡した話を聞く。テスを頼りにしていたジニさえも騙したと知って怒りを抑えきれなくなったソニ。彼女はベストグローバルに乗り込むと、公衆の面前でテスを問い詰めて…。
銀行を退職したジェチョルは、ミンジャとヨンジュと一緒に、第二の人生の出発をケーキで祝う。その頃、テスが女性に平手打ちされたという噂を耳にしたスギョン。彼女は会社に押しかけ、夫に恥をかかせた女性の正体を探り始める。その頃、ウナは自分をかわいがってくれるジワンを助けたいと考えて、彼にジョンエの銀行通帳を渡す。一方、ジョンエはテスに指示された通り、自分ひとりでサンジュンの財産を奪ったとジワンに嘘をつくが…。
ジェチョルに連絡したジワンは、彼がテフ産業との取引を記録した手帳を持っていることを知る。だが、テスが先回りしてジェチョルに接触、手帳はテスの手に渡ってしまう。その頃、ヒョンドはジョンエからテスの悪事を聞き出していた。問いただしても反省の色を見せない父親の態度にヒョンドが失望する一方、テスはジワンが息子に自分の悪事をばらしたと思い込んで怒りを募らせる。その後、ヒョンドはウンスに会ってすべてを打ち明けるが…。