ウシクが21A病棟に移されたことを知ったチサンは激怒し、ジェウクに襲いかかる。ジェウクはVBT-01を利用して延命薬を開発するという計画をチサンに明かすが…。一方、リタは抑制剤の副作用に苦しむチサンを救うため、独自に研究を始める。そんな中、ジャボクが死亡。死体安置室に潜入したヒョヌは、ジャボクがマラリアに感染していた可能性に気づく。ギョンインはガヨンに協力を求め、21A病棟患者の血液を入手しようとするが…。
チョン博士の日記を読み、VBT-01の誕生経緯を知ったチサンとヒョヌ。チョン博士とは面識がなかったとシラを切り通すジェウクに、チサンは不信感を募らせる。一方、ヴァンパイアになりたいと望むヘリは感染者の血液を手に入れるが…。リタは週末にチサンをショッピングに連れ出し、楽しいひとときを過ごす。そんな中、シスターの容態が急激に悪化。悲しむリタを見たチサンは、自分の血を使えばシスターの寿命を延ばせると話すが…。
リタの家に侵入した男は、チサンの母を殺した犯人の一味だった。チサンはリタを危険から守るため、しばらく自宅に泊めることにする。一方、ジテも謎の男に襲われ、何か隠し事があるのではないかとチサンを責める。チサンはジテとリタ、スウンにウイルスの研究を中断しようと提案するが…。そんな中、ジェウクによって病院を追われそうになったギョンインは、ユ会長を脅迫する。21A病棟では、新任のイノが3次ワクチンの投与を始め…。
ジェウクを呼び出したチサンは、ジェウクと自分の両親、チョン博士が一緒に写った昔の写真を突き付け、説明を迫る。その頃、リタも40年前の論文の中に同じ写真を発見し、ジェウクがまったく老化していないことに驚愕する。21A病棟に移ったウシクの体調は食事ができるまでに回復。しかし、彼はまるで別人のように凶暴な姿を見せるようになっていた。そんな中、チサンは自分とジェウクがVBT-01の感染者であることをジテに明かす。
ジェウクの手下を捕らえ、ジェウクの家へ向かったチサン。「感染者を殺して、証拠写真を送ってほしい」と迫られたジェウクは、激しく苛立つ。そんな中、チサンはリタと共に21A病棟患者の採血を強行。ジェウクの命令で警備員たちが駆け付け、院内は大騒ぎになる。一方、ウシクの変化に疑問を抱いたガヨンは、イノに3次ワクチンの成分について問い質す。ユ会長は、自分にも早くワクチンを投与してくれとジェウクに声を荒げて要求するが…。
チサンはジェウクを挑発して両親を殺したことを白状させ、新薬開発を阻止してやると言い放つ。ジテも父の仇であるジェウクとの全面対決を決意し、VBT-01を無力化するワクチン、VTH-16の研究に力を注ぐ。そんな中、ギョンインはヘリが死の直前に訪れた場所を突き止める。一方、イノはジェウクの命令を無視し、勝手な行動を取り始めていた。ユ会長の病気が遺伝する可能性を知ったリタは、チサンに黙って血液検査を受けるが…。
ヒョヌの身が危険だという謎の携帯メッセージを受け取ったチサンは急いで帰宅し、ジェウクの手下たちと戦う。乱闘中、手下の1人がVTH-16のデータを盗んで逃走するが…。21A病棟では、患者が次々と凶暴化していた。ジェウクは、副作用の治療に協力しなければ患者をこのまま退院させるとチサンを脅す。一方、イノから投薬を受けたユ会長は、ジェウクを避けて行方をくらます。ギョンインはヘリ殺害の証拠をジェウクに突き付けるが…。
感染者を見分けるスプレーに反応し、咳き込んだガヨン。チサンはガヨンがジェウクの一味であることに気づき、衝撃を受ける。21A病棟ではヴァンパイア化が進んだ患者がついに吸血を始め、チサンは全員に抑制剤を投与する。そんな中、ユ会長が倒れ、危篤状態に。リタは、ユ会長にVBT-01だけでなく死に至る薬品が注射されたことを知り、ジェウクへの怒りをたぎらせる。死を覚悟したユ会長は病室にリタを呼び、残酷な真実を告白する。
ユ会長の死と最期に明かされた秘密にショックを受けるリタ。ガヨンはそんなリタを殺害するようジェウクに命じられ、激しく苦悩する。一方、リタはギョンインにICレコーダーを渡し、実行犯と共に自首してほしいと要求。窮地に追い込まれたギョンインはジェウクと手を組むことを決意し、院長室を訪れる。そんな中、VTH-16をベースとしてVBT-01治療薬を研究していたヒョヌは、チサンの血液による驚くべき効果を発見するが…。
変わり果てたヒョヌの姿を目にしたチサンは、リタが止めるのも聞かずに1人でジェウクの家に乗り込む。ジェウクはリタの身に危険が迫っていることをほのめかし、チサンの動きを封じてしまう。一方、ガヨンと話をしたリタは、ギョンインがジェウクと共に自分の殺害を指示したという事実を知る。その夜、ガヨンとチョルンはリタの家に侵入するが…。チサンは自身の体を犠牲にすれば、VBT-01治療薬が完成する可能性が高いと知り…。