互いの気持ちを確認したヨンとラオン。ヨンは2人きりのときだけラオンを本名で呼び、幸せな時間を過ごす。そんな中、王を引きずり降ろそうとする者たちによって町中にビラが撒かれ、10年前のホン・ギョンネの乱を思い出した王は戦々恐々とする。王権強化と国の安定のため、ヨンは王からハヨンと結婚するよう命じられて…。一方、ビョンヨンは、白雲会のギベクにもヨンにもホン・ギョンネの娘を発見できなかったと嘘をつくが…。
ヨンは逆賊として捕らえられた少女を釈放するが、その直後に王の食事に毒が盛られる事件が起こる。キム・ホンは少女とその父親が犯人だと王に報告し、ヨンの結婚を急ぐべきだと進言、ハヨンの父にも圧力をかける。ラオンは毒見箸が変色したのは毒のせいではないことを突き止め、ヨンは真相究明のため茶山先生に助けを求める。そんな中、ラオンの部屋で女性ものの服が発見され、王妃はラオンの性別を確認しようとするが…。
ヨンのはからいで再会したラオンと母は、涙を流して抱き合う。だが、ラオンの母は娘が世子のヨンに仕えていることを知り、大きな不安に襲われるのだった。一方、ヨンとラオンは王宮に戻る道で通り雨に降られるも、2人で甘く幸せな時間を過ごす。そんな中、ヨンは職権を乱用していた吏曹判書のキム・ウィギョを罷免。キム・ウィギョはヨンへの復讐を企てるが…。その頃、ユンソンはラオンがホン・ギョンネの娘であることを知って…。
母の元を訪れたラオンは自分が逆賊の娘だという衝撃の事実を知り、ヨンとの別れを決意。だが、自分の帰りを待つヨンに会うため、母の反対を押し切って王宮に戻る。翌日、ヨンは「今日はずっとそばにいたい」というラオンの頼みを笑顔で受け入れ、幸せな一日を過ごすが…。一方、キム・ホンは宮中にホン・ギョンネの娘がいるという情報を入手し、彼女を捜し出そうと策略をめぐらす。ユンソンはラオンに危険が迫っていることに気づき…。
ヨンが目覚める前に王宮を去ったラオン。ヨンはラオンが腕飾りを置いて姿を消したことにショックを受け、やるせない思いに駆られる。世子嬪に選ばれたハヨンは落ち込んだ様子のヨンに声をかけるが、ヨンの反応は冷たい。一方、ユンソンは母と暮らし始めたラオンの元を訪ね、さりげなく元気づける。そんな中、ついにラオンの正体を知ったキム・ホンは、ラオンが世子襲撃事件に加担していたという嘘を告げてヨンを動揺させるが…。
ヨンはラオンと再会を果たすが、これはキム・ホンが仕組んだ罠だった。ラオンは自分を捜さないでほしいとヨンに告げ、ビョンヨンの助けを借りて追っ手の兵士たちから逃げる。その後ラオンは大逆罪人の濡れ衣を着せられ、追われる身に。ヨンはビョンヨンからラオンが都を離れることになりそうだと聞き、一度だけラオンと会えるようにしてほしいと頼む。一方、ユンソンはラオンへの恋心を祖父のキム・ホンに知られ、叱責されるが…。
10年前に死んだはずのホン・ギョンネが義禁府に捕らえられる。王は衝撃のあまり気を失い、ヨンとハヨンの婚礼の儀は中断される。一方、ラオンはまだ見ぬ父に一目会うため、ハン尚膳とビョンヨンの協力を得て宮中に潜入する。これを知ったヨンはラオンをかくまうが、ソン内官がラオンを目にしたことを王妃に報告。ユンソンはラオンを守るべく、王妃の元を訪れて…。そんな中、白雲会はホン・ギョンネを脱獄させる計画を立てるが…。
ヨンはビョンヨンに刀を突き付けられ、彼が白雲会の一員だったという事実に衝撃を受ける。ホン・ギョンネとラオンは白雲会に守られながら王宮を脱出。尋問場に残ったビョンヨンはヨンの反対も聞かず刀を捨て、官軍に斬られて倒れる。それから1カ月後。ヨンは王宮の外で密かに世子襲撃事件の真相を追っていた。キム・ホンやキム・ウィギョは、妓房や賭博場で放蕩にふけるヨンを世子の地位から退かせるべきだと王に進言するが…。
毒を盛られて倒れたヨン。ラオンは医女になりすまして茶山先生と共に王宮に向かい、密かにヨンの看病をする。やがてヨンは目を覚ますが、自分の命が助かったことは秘密にしてほしいと茶山先生に頼む。世子が危篤だという噂が広まる中、ヨンは10年前に急逝した母と自分に毒を盛った犯人が同一人物だと確信し、証拠を探していた。そんな中、ラオンはヨンウン王女と共に、ヨンの母が遺した手紙を見つけ出して…。
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