大手法律事務所ハンソンの代表ジョンホとその妻ヨニは、韓国屈指のセレブ夫婦。2人は長男のインサンに法律家の道を歩ませ、名家の令嬢と結婚させようと計画していた。ところが、インサンは勉強合宿で出会った平凡な家庭の娘ボムと惹かれ合い、別れを惜しんで一夜を共にする。その後、妊娠に気づいたボムは高校を退学。インサンには何も知らせず、出産準備を進めていた。一方、名門大学に合格したインサンは、ボムを必死で探すが…。
臨月のボムをタクシーに乗せ、実家に向かったインサン。大豪邸を目にしたボムは、インサンが裕福な家の息子だったことを知って驚く。一方、ジョンホとヨニは突然、妊娠中の恋人を息子に紹介され、激しく動揺する。インサンは震える声で両親に事情を説明しようとするが、ボムが急に産気づき、ハン家は大混乱! この秘密が外部に漏れることを恐れたジョンホは駆け付けた救急隊を帰し、ヨニのベッドでボムに出産させようと決めるが…。
ジョンホは生まれたばかりの赤ん坊をベビーシッターに任せ、ボムをインサンの部屋、インサンをマンションの勉強部屋に監禁して3人を引き離す。一方、ボムから連絡がないことを不安に思った父ヒョンシクはインサンの家を探し出すが、ヨニは嘘をついてヒョンシクを追い返してしまう。そんな中、インサンはパク執事の助けを借りて勉強部屋を抜け出し、自宅に忍び込む。家族が寝静まった頃を見計らい、インサンはボムに会いに行くが…。
親子鑑定の結果、ボムが産んだ赤ん坊はインサンの子であることが確実となる。ジョンホとヨニは、インサンとボムを気遣うそぶりを見せながら、ボムの両親に会いたいと告げる。ヒョンシクとジネは大慌てで家を掃除するが、やってきたのはヤン秘書だけ。おまけに17億 5千万ウォンもの示談金と念書を提示され、言葉を失ってしまう。一方、ヨニの家に赤ん坊がいることを知った友人たちは、ジョンホが外で作った子ではないかと噂をするが…。
婚姻届を出すため、ボムの手を引いて役所へと向かったインサン。一足遅れてその場に駆け付けたジョンホとヨニは、世間体のためにやむなく証人欄にサインをする。予想もしなかったインサンの行動で人生計画が狂い、涙を流すジョンホとヨニ。しかし、初めて孫のジニョンを抱いた2人は思わず頬を緩ませる。そんな中、ジョンホはハン家の名誉を保つため、“純愛を貫いたカップル”として各方面の知人にインサンとボムの結婚を報告するが…。
ジョンホとヨニはジニョンに会える時間を授乳時に限定するなど、ボムとインサンに厳しいルールを課す。そんな中、ジョンホはボムの家族の状況を徹底的に調べ上げ、ヒョンシクとジネを家に招待することを決める。以前、家に押し掛けてきた日のジネの剣幕を思い出し、憂うつな気分になるヨニ。一方、ジネも手土産や服装に悩み、眠れぬ夜を過ごしていた。いよいよ当日、ジョンホは食事の席でヒョンシクとジネにある提案を持ちかけるが…。
インサンの言葉をきっかけに両家の食事会は乱闘の場と化す。痛む体を引きずりながらジョンホの家を出たヒョンシク。一方、大量の抜け毛に気づいたジョンホは激怒し、ボムとインサンの前でボムの両親の問題点をあげつらう。夫婦で家庭教師ギョンテの講義を受けることになったボムは、ジョンホたちに対抗できるだけの力をつけようとインサンに提案する。一方、ヨンラは検察に睨まれた夫と父親を助けてほしいとジョンホに依頼するが…。
ヨニはジョンホとヨンラの過去を知って機嫌を損ね、腹いせに朝からボムに当たり散らす。一方、ジョンホは脱毛症専門外来で手術を勧められ、ヒョンシクへの怒りを募らせる。そんな中、家庭教師のギョンテにボムの様子を訊ねたジョンホとヨニは、「司法試験の最年少合格も夢ではない」という予想外の評価を聞いて目を丸くする。ボムを書斎に呼んでテストしたジョンホは、結果に大満足。ハン家の名声を上げるため、新たな計画を練り始める。
インサンと一緒に司法試験の勉強をすることになったボム。ジョンホは2人に来年度の夫婦同時合格という目標を課す。エリート意識むき出しのジョンホの発言に、インサンとボムは疑問を感じるが…。ヨニはジョンホとヨンラのことが気にかかり、秘書に2人を監視させる。ヨンラから「魅力を感じない」と言われたジョンホは、すっかり不機嫌になって帰宅し…。一方、ヨンラは娘のヒョンスがインサンに片思いしていることを偶然知り…。
ジニョンの100日祝いを終えたジョンホとヨニは、低学歴で家柄もよくない嫁のボムについて不満をこぼす。両親の会話を偶然耳にしたインサンは2人を止めようとするが、ジョンホに殴られ、「出て行け」と怒鳴られてしまう。そんな中、ボムは100日祝いに招待されなかった両親を気遣い、インサン、ジニョンと共に実家に向かう。ジョンホとヨニも夫婦で一泊旅行に出かけ、留守を預かった使用人や秘書たちはこっそりパーティーを開くが…。