ヒョンスは、母から聞いたハンソンの不正行為をこっそりインサンに伝える。インサンは抱きついてきたヒョンスを振りほどいて帰宅するが…。その頃、ジョンホは反抗的なイジを説得するため、2人だけで話をする。しかし、イジはクリントン元大統領を例に挙げた父にますます失望。暴言を吐いてヨニに平手打ちされてしまう。一方、使用人たちはハン家の厳しい就業規則に疑問を抱きはじめ、ヤン秘書に契約書を送ってほしいと要求する。
ギョンテはハン家の使用人たちの要望をまとめ、時間外労働手当、退職金の保障などを盛り込んだ新しい勤務条件をジョンホに提示する。ジョンホは検討するフリをしてやり過ごそうとするが、早くも翌朝からストライキが始まった。突然の反乱に困惑したヨニはジェウォンのクラブを訪れ、涙ながらにつらさを語る。ソジョンはボムが使用人をそそのかしたのではないかと勘繰り、ヨンラはインサンとボムを離婚させるべきだとヨニを煽るが…。
ボムを諸悪の根源と見なし、家を出て行くように命じたジョンホとヨニ。ボムはこの事態を冷静に受け止め、母ジネに迎えに来てほしいと連絡する。ジョンホはボムがジニョンを連れて行くことを許さず、夜中にベビーシッターを呼び出す。インサンは自分も出て行くと宣言するが…。そんな中、イジから騒動を聞き、スト中の使用人たちが家に集合。ヤン秘書は、この機会に勤務条件の改善要求を一部受け入れるべきだとジョンホに助言する。
ジョンホはインサンとイジに相続人としての立場を自覚させるため、将来の相続財産の内訳を公開。インサンに理想と現実の違いを説き、財産を相続するにはボムと離婚しなければならないとほのめかす。ボムはインサンの心が揺れていることに気づき…。一方、ハンソンでも反乱者の制圧が始まる。チョルシクの弁護人としてテサングループの海外口座公開を要求したジェフンはジョンホに呼び出され、ミン秘書は厳しい監視下に置かれるが…。
離婚を決意したボムはジニョンと共に実家に残り、インサンを一人で帰宅させる。翌朝、インサンはすべて自分に任せてほしいと両親に告げ、イ秘書に印鑑と必要書類をボムの家に送るように指示する。一方、ヒョンシクやヌリ、チョルシクは離婚を引き止めようとするが、ボムの固い決心は揺らがない。そんな中、ジョンホはインサンの頼みを無視して、ボムの実家を訪問。チョルシクはジョンホに頭を下げ、訴訟を取り下げると伝えるが…。
ハン家からの慰謝料を一切拒否したボム。報告を聞いたジョンホはカッとして暴言を吐き、ヤン秘書にたしなめられる。インサンは、ジョンホが自分との約束を破ってボムの実家を訪れたことに強い不満を抱く。そんな中、ヨンラは娘のヒョンスとインサンの縁談をまとめようと画策し、巫女を呼び出す。一方、ジェフンはハンソンに辞表を提出し、とことん争う姿勢を見せる。ジョンホはインサンとボムの離婚訴訟をユ弁護士に任せるが…。
生活費を稼ぐため、アルバイトを始めたボム。インサンはボムの様子をこっそり見に行くが…。そんな中、ヤン秘書に呼び出されたミン秘書は、ジョンホのあくどいやり口に衝撃を受ける。一方、ヨニはヨンラとヒョンスを家に招き、機嫌を取ろうとする。ヒョンスは不快感をあらわにし、インサンとボムの間に割り込む気はないと言い放つ。そんな中、ボムに親権を渡すというジョンホの言葉を信じていたインサンは、父に騙されたことを知り…。
インサンはボムに戻ってきてほしいと懇願するも、冷たく突き放される。ジニはインサンから届いた携帯メールの内容に困惑。ジェフンは、すっかり落ち込んだインサンに「相続かボム、どちらか一方を選べ」とアドバイスする。ジョンホはユ弁護士とジェフンによって広まったハンソン関連の噂を鎮静化するため、政界の有力者の根回しに奔走する。そんな中、インサンはこれまでの出来事を回想しながら、一人で漢江の中に入っていくが…。
両親から離れ、ボムの家で暮らす道を選んだインサン。イジと使用人たちはヨニの目を盗んでインサンの荷物をまとめ、ヒョンスとミンジェに託す。ボムと同じコンビニで働きはじめたインサンは、家庭教師のアルバイトまで掛け持ちすることに。一方、ジョンホはインサンへの連絡を禁止するが、ヨニはジニョン会いたさにこっそり保育所に潜入。ところが、そこにジョンホが現れる。そんな中、イ秘書はギョンテと結婚することになり…。
新しい使用人の面接を行うが、あれこれと理由をつけて不採用にしてしまうヨニ。一方、ハンソンではミン秘書が辞表を提出し、ジョンホの元を去る。そんな中、インサンとボムはどちらが司法試験の勉強を続けるかをめぐって、ケンカになってしまう。ギョンテは2人の指導を無料で続け、学費と勉強部屋まで用意すると約束。ただし、これには条件があった。インサンはボムと共に実家を訪ね、ジョンホとヨニに自分たちの決意を伝えるが…。