風騰(フォントン)グループに就職が決まり、上海で暮らし始めたシャンシャン。ある日の深夜、緊急電話で起こされた彼女は、迎えの車で病院に。風騰グループのCEO、フォン・トンの妹フォン・ユエが出産で輸血が必要となり、同じAB型Rhマイナスの血液型を持つシャンシャンが呼び出されたのだった。だが、献血が終わるや素っ気ない扱いをされ、彼女は不満を抱く。その後は、慣れない仕事でドジばかりの日々を送るシャンシャンだったが…。
仕事で失敗が続き落ち込むシャンシャンだが、ルームメイトに励まされ、自信を取り戻す。そんなある日、社長秘書がお弁当を届けにやってくる。それは献血に協力した彼女への社長からのお礼だったが、事情を知らない同僚たちはビックリ!お弁当は毎日届き、誰もが社長との仲を気にし始める。シャンシャンは同僚たちのちやほやする態度や視線が嫌になり、人気のないベンチでお弁当を食べることに。だが、そこは社長室の真ん前だった…。
突然、開発部長ジョン・チーから呼び出しを受けたシャンシャン。社内でも女子の憧れである“ジョン様”からのお声がかりにシャンシャンは驚くが、実は会社が開発したアプリに関する調査だった。それをきっかけに彼女はジョン・チーとの距離が縮まったと感じ始める。そんな中、ユエの息子の生後1カ月祝いにシャンシャンも招待される。当日はオシャレに磨きをかけた彼女だったが、迎えの車にはジョン・チーだけでなくフォン・トンも乗っており…。
パーティーで旺盛な食欲を見せ、周囲を驚かせたシャンシャン。フォン・トンはそんな彼女のことを微笑ましく見つめていた。その後、2人は家路につきながら一緒に牛肉麺を食べるなど、シャンシャンにとって夢のような一日となる。翌日、出社した彼女を待っていたのは、弁当を取りに来いという社長の言葉。もう弁当はいらないと思っていたシャンシャンは仕方なく社長室に向かうが、何とそこでフォン・トンと2人で弁当を食べる羽目に…。
社長室での2人きりのお弁当タイムは、たちまち社内でウワサになる。だが実情は、好き嫌いの激しいフォン・トンのためにシャンシャンがおかずを選り分けていたのだった。ひたすらおかずを選り分けるだけの味気ないランチタイムに息がつまった彼女は、風邪をひいたと嘘をついて1人で食事をするが、その光景を社長が盗み見てしまう…。そんな中、またも仕事で失敗してしまったシャンシャンは、ジョン・チーの肩に抱かれて涙が止まらなくなり…。
正式採用者が発表され、その中に自分の名前を見つけて喜ぶシャンシャン。そんな彼女の本命は社長なのかジョン様なのかと、同僚たちがウワサの真相を知りたいと迫る。そのとき、困惑するシャンシャンを救おうと、同期のファンが「俺の彼女だ」とウソの発言をしてしまう。だが、それをフォン・トンが聞いてしまい…。数日後、社内恋愛禁止令が発令される。同僚たちは、その撤回を社長にお願いするようシャンシャンに泣きつくが…。
仕事に生きると決めたシャンシャンは、大晦日も1人で残業に精を出す。屋上から年越しイベントを見ていたとき、フォン・トンが現れる。イベントで気分が盛り上がったのか、気がつくとシャンシャンは彼に抱き寄せられ…。さらにフォン・トンは彼女を家まで送り届け、贈り物を差し出す。受け取った後でワイロではと勘ぐったシャンシャンは、ランチタイムを逃れるために策を凝らすが…。そんな中、フォン・トンの女友達リーシューが帰国する。
恒例の社員旅行が近づいてきた。旅行先でまた、こき使われると、当日は朝寝坊を決め込むシャンシャン。だが、実際の出発は彼女が聞いた時間より1時間後だったことを知り、彼女の行動を見越したフォン・トンが先手を打ったことに気づく。旅先では、ユエとリーシューも合流。フォン・トンを秘かに好きなリーシューは、シャンシャンの存在が気になる。やがて全員でサイクリングに出るが、シャンシャンは道に迷った挙げ句、怪我をして…。
負傷した足も快方に向かってきたシャンシャン。そんな彼女の部署に新しい上司シャオウェイが配属される。ある日、シャンシャンは、出張で不在中のフォン・トンに関するよからぬウワサを耳にする。企業買収に失敗して姿を消したというのだ。メールを送っても彼からの返信はなく、心配が募って行くシャンシャン。そんな中、ジョン・チーが社員全員を集めて思いがけない発表をする。そのとき、さらなるサプライズが彼女を待っていた…。
会社の忘年会が開催され、シャンシャンもオシャレをして出かける。フォン・トンは自分がお酒を飲まない代わりに彼女に乾杯をさせ、挙げ句の果てに酔っぱらった彼女を外に連れ出す。そのとき、思いがけないことが…。翌日、しらふに戻ったシャンシャンは、フォン・トンと過ごした前夜の出来事が夢のようで信じられない。ルームメイトのシュアンイーやいとこのリウリウに相談しながらも、シャンシャンは自分に正直になろうと考える…。