新年を実家で過ごそうと、混雑する駅に向かったシャンシャン。だが、同僚のアージアから預かった荷物のことで警察と揉め、事情を説明している隙に携帯や財布の入った鞄が盗まれてしまう。身分を証明するため仕方なく社長秘書のアーメイに連絡すると、何とフォン・トンが警察へ迎えにやってきた。行く当てもないシャンシャンは、当座のお金を彼から借りようとする。しかし、フォン・トンはそんな彼女を自分の旧宅に連れていき…。
フォン・トンの旧宅で大晦日を過ごすシャンシャン。ジョン・チーやリーシュー、ユエ夫妻が集まるが、そこでフォン・トンはシャンシャンに自分たちの関係を公にしようと提案。2人の仲睦まじい姿に嫉妬したリーシューは、得意のダンスでシャンシャンに差を付けようと企む。上手く踊れず落ち込むシャンシャンだが、フォン・トンは温かく見守る。皆が帰ってしまうと、シャンシャンとフォン・トンは2人きりでドキドキの夜を過ごすことに…。
故郷に帰り着き、春節を実家で祝うシャンシャン。リウリウが母親の言いなりで結婚を決めたと知り驚くが、皆はシャンシャンの豪華なお土産にびっくり。それはフォン・トンが持たせたものだったが、彼の存在を隠すため自分で買ったと誤魔化してしまう。リウリウとシュアンイーには、彼と恋のお試し期間中であることを打ち明けるシャンシャンだったが…。一方、母親が亡くなり落ち込むリーシューを、フォン・トンは旧宅に泊まらせることに…。
元気のないリーシューを励ますジョン・チー。泥酔した彼女を自分の家で介抱し2人は急接近するが…。一方、友人たちからバレンタインデーの予定を聞かれたシャンシャンは、西洋のイベントを嫌うフォン家の習慣に従い何もしないと答えるが…。そんな中、社内恋愛禁止のため、昼ご飯を一緒にとることを止めたフォン・トンは、その代わりに朝晩をともに過ごそうと提案。だが、社内では社長の本命はリーシューではないかというウワサが流れて…。
リーシューの片想いを、見て見ぬ振りするフォン・トン。一方、シャンシャンはフォン・トンの両親が秘かにバレンタインを祝っていたことを知り、それに倣おうと提案するが、彼は乗り気でない様子。だが、思いもよらずリーシューからバレンタインデーの日に彼の身に起こった出来事を知り、ショックを受ける。フォン・トンに謝ろうと急いで彼の元に駆けつけるシャンシャンだったが、勢い余って取引先の相手に怪我をさせてしまい…。
フォン・トンの気持ちが分からず、フラれてしまうかもと悩むシャンシャン。だが、バレンタイン当日、残業中の彼女の前にフォン・トンが現れ、彼のマンションへ。そこで2人は互いの気持ちを打ち明けあい…。一方フォン・トンの帰宅を待ってディナーを準備していたリーシュー。ジョン・チーと話していて、昔フォン・トンから貰った写真を思い出す。その写真の裏に書かれた文章を見つけた彼女は、急いでフォン・トンのもとに駆けつけるが…。
リーシューとジョン・チーはバレンタインのハプニングを巡って誤解を解き、今後も友達でいる約束をする。一方、昇給の時期になった風騰グループ。何かにつけ社長の恋人という目で見られるシャンシャンは、社内でも面倒な立場に置かれていた。そんな状況に、フォン・トンは「慣れろ」と言うだけ。だが、結果的に正当な評価を下した課長の言葉に救われるシャンシャンだった。そんな中、今度は彼女の住まいのことで新たな問題が…?
引っ越し先に落ち着いたシャンシャンだが、ユエやリーシューとのつきあいでお金がピンチに。事情を知るフォン・トンからクレジットカードを渡されるものの、自由に使う気にならない。ふとしたことでリーシューもカードのことを知ってしまうが、フォン・トンが好きな彼女は当然面白くない。だが、親切を装って何でも相談に乗るとシャンシャンに伝える。そして、彼女のアドバイスを受けたシャンシャンは気合いを入れて株主総会に臨むが…。
株主総会の食事会でフォン・トンの恋人として正式に紹介されて以来、幸せ気分のシャンシャン。友人たちを招待した引っ越し祝いパーティーでも、フォン・トンとの2人の世界に浸っていた。一方、フォン・トンは妹ユエがシャンシャンの身辺調査をしていたことを知るが…。そんな中、イギリス出張が決まったフォン・トンとジョン・チー。リーシューは4人で行こうと提案するが、パスポートを持っていないシャンシャンは一人上海に残ることに。
祖父の検査で上海に来たシュエ一家だが、その祖父の体調が悪化し、てんやわんやで病院に。フォン・トンを頼ってホテルに電話したシャンシャンは、妻を名乗ったリーシューが電話口に出たので、大ショック。だが、いつまでも好転しない祖父のため、やはり頼れるのはフォン・トンだけと勇気を奮って電話する。すると、祖父には最高の医療体制、家族には最高のおもてなしが用意された。一方、妻と偽ったリーシューに対しフォン・トンは…。