第11回
お金に困ったジャンミは、誰もいない時間を狙って実家へ戻りバッグやアクセサリーを持ち出そうとするが、家族に見つかり追い出されてしまう。それを知ったチャドルに怒られるが、どうしてもお金がない生活が我慢できない。そんなある日、1人で留守番をしていたジャンミはシネから出産費用にと、まとまったお金を渡されるが、その日のうちに大半を使ってしまう。チャドルに叱られ全て返品したものの、ついにジャンミはある行動に出る…。
第12回
チャドルは生活のために仕事を増やすが、ジャンミの協力も感謝も得られず、ついには「後悔している。出て行く」と言われ、もう引き止めないと怒鳴る。すぐに思い直し追いかけるが、もみ合っているうちにジャンミが階段から落ち破水し病院へ運ばれる。一方、スリョンは父と祖母からのプレッシャーに負け、意に沿わないままジェドンと会う。だが、2人の前にジェドンの彼女だという女が現れる。さらにそのお店でガンテが働いており…。
第13回
生まれたばかりの娘チョロンを置いて家に戻ったジャンミ。チャドルはジャンミを迎えにいくが、彼女の口からはっきり「戻らない」と言われてしまう。娘が傷つき、心を病んだと判断したマンジョンはジャンミをアメリカに留学させることにする。娘と残されたチャドルは仕事もできず、ついには部屋を追い出されてしまう。途方にくれるチャドルは、わずかな持ち金でモーテル暮らしを始めるが、ついにはミルクも買えなくなってしまい…。
第14回
チャドルは公園で何者かに襲われ、チョロンをさらわれてしまう。その後、赤ちゃんポストに預けられたチョロンはヨンファに気に入られイ家の養子になることに。娘を捜して倒れたチャドルはマンジョンに、二度とジャンミと会わないという条件を飲めば娘の居場所を教えると言われ、誓約書にサインする。チョロンがいるという養護施設に向かったチャドルだが、一足遅くチョロンはイ家に預けられ、養子手続きを進めていると教えられる。
第15回
チャドルはイ家を訪れ、娘を返してくれるように頼む。だが、チャドルが本当の父親だと分かったあともヨンファは頑としてチョロンを返そうとせず、仕方なくヨングクが無理やり引き離して返すことに。それが許せないヨンファはヨングクに対して憎しみを抱く。チョロンを返してもらったチャドルは、シネの元に戻り家族とともに娘を育てていくことを決意する。一方、ガンテのことが忘れられないスリョンはジェドンに別れを切り出すが…。
第16回
月日は流れ、チャドルは無事大学を卒業し、チョロンは数えで5歳になっていた。そんな折、チャドルの仕事先でひょんなことからチョロンは子役デビューすることに。その頃、ジャンミはアメリカでスカウトされCMに出演するために帰国していた。一方、赤ちゃんを返してから夫を信じられなくなったヨンファは、浮気を疑い、会社の人事にも口を出していた。干渉が煩わしいヨングクは、偶然再会した幼なじみのシネと食事へ行くようになる。
第17回
ジャンミが出演したCMは好評でドラマ出演のオファーがくるが父親は大反対。世間に過去を知られてしまうことを心配するが、ジャンミは過去に振り回されたくないと説得する。ジャンミの帰国が気になるチャドルは彼女に会いに行くが、自分の産んだ娘に関心はなく「二度と会いたくない」という姿に失望。チョロンに「ママは天国にいる」と伝える。その頃、チャドルの留守中にセラはチョロンへのドラマのオファーを受けてしまうが…。
第18回
ジャンミも同じドラマに出演すると知ったセラ。慌ててチョロンの出演を断ろうとするが、契約は破棄できないと言われてしまう。そんな中、生活費のことでマンジョンに責められたグムジャは、自分でお金を稼ごうとジャンミの付き人として働くことに。張り切って仕事に挑むが、セラと鉢合わせしチョロンが孫だと知る。一方、ガンテのことを忘れられないスリョンは、ピザ店に行き「もう来るな」と言うガンテに想いを打ち明ける。
第19回
ドラマで共演することになったジャンミとチョロンは実の親子だと知らぬまま心を通わせていた。セラとグムジャはジャンミとチョロンの関係がバレないよう立ち回るが、心休まらず悪夢まで見る始末。子役のユジンが自分の産んだ娘と知ったジャンミは道で倒れ、偶然通りかかった財閥の会長に助けられる。マンジョンはコネを作ろうと財閥にお礼に行くが面談は叶わなかった。一方、ガンホグループでは会長の後継者が話題になっていた。
第20回
ヨンファは、夫との浮気を疑いクビにした秘書の母親に罵倒される。一緒にいたシネは慰め、楽しく生きるようアドバイス。ヨンファも夫との時間を大切にしようとするが、ヨングクとの溝は埋まらない。さらにヨングクが浮気していると考えたピルスンは、娘のためと再び探偵を雇い調査を依頼するが…。オリジナルのスニーカー作りを目指すチャドルは、ジュヨンもスニーカーのデザインをしていると聞き共同経営者として迎える。
第21回
チョロンがジャンミとドラマで共演していることを知ったチャドルは、撮影現場に乗り込みチョロンを連れ帰る。ドラマの監督はなんとかチョロンを出演させてくれるよう頼みにくるがチャドルは聞く耳を持たない。しかし監督が苦労人で初めての監督作品であることを知り、しかたなく出演を了承。人に任せたくないと自分が付きそうことにしたチャドルは、仕事をジュヨンに任せたいと頼みにいき、ジュヨンはチョロンの存在を知る。
第22回
家族に恋人がいると明かしたスリョンは、マンジョンに連れて来るよう言われるが、断る。一晩考えたマンジョンはスリョンにどんな相手でも無条件で交際を認めると告げる。夫婦ゲンカ以降、連日デリバリーの食事に飽きたマンジョンたちはグムジャに付き人をやめるよう言うが、グムジャは給料を払うなら家事をすると拒否。一方、シネはヨングクとの食べ歩きの最中、賞品に釣られてヨングクが止めるのも聞かず、飲み比べに参加する。
第23回
父の策略とも知らずにガンテを家族に紹介したスリョン。祖母からは罵倒されマンジョンはショックで気を失ってしまう。グムジャはやりきれず酒を飲みシネの家に怒鳴り込む。兄の交際を応援すると言っていたチャドルも、相手がスリョンだと知りガンテを責め…。一方、ドラマの撮影中にアレルギーが出てしまったジャンミとチョロン。病院で眠るチョロンの手を握るジャンミはチャドルに一時的な同情をするなと突き放されてしまう。
第24回
ヨングクと2人で写っていた若い女性が、元運転手の娘ソヨンだったことを知ったヨンファとピルスンは、ソヨンを呼びつけ激しく責めたてる。連絡を受けたヨングクは2人の悪びれない態度に腹を立てて出て行ってしまう…。新作撮影に奮闘するガンテにシナリオを気に入った企業の投資が決まり、映画化が決定したと連絡が入る。ガンテとスリョンは大喜びで、家族が2人を認めるきっかけになるのではないかと期待をかけるのだが…。
第25回
セラはガンホグループに就職が決まった。張り切って初出社し配属された部署には、クラブで痴漢と勘違いしビンタを食らわせたジェドンがいた。一方、ガンテの映画への投資が中止され、ガンテは投資先に直談判に行くが面会すら断られる。父が手を回したと知ったスリョンにマンジョンは、ガンテに今以上の苦労を味わわせたくなければジェドンと結婚しろと迫り、スリョンはガンテのために5億ウォンと引き換えに父に従うことを決意する。
第26回
セラは初日の仕事を評価されてジェドンと取引先に行くことに。ちょっとしたトラブルの末、ジェドンを好きになるが手の届かない相手と諦める。一方、スリョンから別れ話を切り出されたガンテだが社長から映画再開の話をされ、朗報を伝えようと彼女の元へ。しかし既に親が決めた結婚相手がいると告げられ途方に暮れる。スリョンの件が片付いて安心したマンジョンはジャンミの仕事を見ようと撮影現場に差し入れに行きチョロンと出会う。
第27回
チョロンが迷子になって泣いているところに出くわしたマンジョンは、親に連絡がつかないため家に連れて行く。上機嫌でかわいがるマンジョンに“ユジン”がチョロンだとバレないか気が気ではないグムジャ。さらに、チョロンをチャドルが迎えに来て…。一方、取引先の一件からジェドンが気になるセラは、彼にも意識してもらおうと頑張るが成果は上がらない。その頃、ジェドンは結婚までにスリョンとの仲を深めようとデートを重ねていた。
第28回
顔合わせも済ませ、ジェドンとスリョンの一日も早い結婚を望む両家は式の日取りを決めた。ジェドンの結婚に協力的なヨングクに感謝をするヨンファは夫との仲を深めようとするが、ヨングクは妻を大切に思えない。拒絶されたと思うヨンファは自分だけが努力していると激しくヨングクを責めてしまう。一方、セラはジェドンに想いを告げるが結婚すると招待状を見せられる。新婦欄のスリョンの名前に驚いたセラは急いでガンテに伝える。
第29回
ジェドンとの永遠の愛を誓えず結婚式場から飛び出したスリョン。両家や出席者が騒然とする中、プライドを傷つけられたジェドンは式場を去り、激怒したピルスンはペク家に押しかけ「決して許さない。精神的苦痛で訴える」と言い放つ。セラから花嫁逃亡のことを聞いたシネは関係ないことだと言うが、ガンテの映画の資金のために結婚しようとしていたことを知り悩む。セラはジェドンを慰めようと酒に付き合うが目が覚めるとホテルに居て…。
第30回
シネはスリョンをパク家の嫁として迎え入れると両家族に告げる。一方、撮影中に起きた事故からチョロンを助けたジャンミは12針を縫うケガを負い、チャドルは娘を助けてくれたことに礼を言う。その頃、セラはお酒を飲んだ夜の出来事をジェドンに問うが覚えていないと逃げられる。息子の経歴に傷がついたことが許せないピルスンは、マンジョンを詐欺罪で告訴。穏便に済まそうとバンシルが謝罪に行くが、耳を傾けてもらえず追い出されてしまう。
第31回
バンシルへの仕打ちが許せないマンジョンはヨングクに、会長として責任をとれと怒鳴り込む。そして、結婚を条件に開発を許可したのだから破談になっても得をしたはずだと、結婚の裏事情を話してしまう。取引が許せずジェドンを呼び出したヨングクは、義弟を昇進させなかったことで妻と義母から責められ、ヨンファに離婚を切り出す。一方、ジャンミはチョロンの撮影最終日、チャドルに内緒でチョロンと2人きりの旅行を計画していた。
第32回
チョロンとジャンミを追って島に来たチャドルは、ようやく2人を見つけるが帰りの船を逃してしまう。しかたなく1泊することになるが、クリスマスイブで部屋に空きはなかった。2人に連絡がとれないグムジャはセラに電話し、その会話を聞かれたバンシルにユジンがチョロンだということを知られてしまう。一方、ヨングクの態度に浮気を確信したピルスンは娘の離婚を阻止しようと、探偵にヨングクを24時間監視するよう依頼する。
第33回
ジャンミのCM撮影の現場を訪れたマンジョンたちは、チルソングループのイ会長との食事の機会を得る。ジャンミへの好意を確信したマンジョンたちは、イ会長とジャンミを2人きりにしようと一芝居打つ。スリョンが実家でつらい目にあったことを悩むガンテはペク家に行き許してくれるように頼むがマンジョンに殴られる。一方、シネとヨングクの仲を疑いエステに乗り込んだピルスンだが、シネがただのおばさんだと知り安心して、監視を外す。
第34回
ヨンファは離婚を阻止するため会社への影響力を得ようと動き始める。一方、本格的に靴の事業に乗り出したチャドル。念願のオリジナルスニーカーが完成し、順調に注文が入ることを喜ぶが、最近ヒョンギの様子が気になっていた。ジュヨンと働く姿を見たシネは、チャドルに自分の幸せも考えるように話す。その頃ジャンミの家にはイ会長からの贈り物が届く。お礼にイ会長と食事をすることになったジャンミはそこでチョロンと再会する。