第35回
父の命日を忘れ、男と一緒にいた母をガンテとセラは激しく責めるが、シネは一度忘れたくらいで大騒ぎするなと言う。しかし心では激しく動揺しヨングクと会うことはやめようと決心する。スリョンを心配するグムジャは、マンジョンに娘の嫁入りのあいさつだけでもしておきたいとお金をねだるが相手にされない。それならと夜中に義母の部屋に忍び込んで金庫を開けようとし、バンシルに泥棒と間違えられて頭を殴られ気絶してしまう。
第36回
シューズ販売が好調なチャドル。大量注文が入り、商品の代金で製造契約金を支払い、特急で仕上げてもらう。だが商品を受け取りに行くと契約金が入金されていないから納品できないと言われる。入金作業を任せたヒョンギに連絡を取ろうとするが、ヒョンギは謝罪と共に“捜すな”とメッセージを残して姿を消していた。何とかスニーカーを納品してもらえたチャドルだが、今度はガンホグループからデザイン盗用の疑いをかけられてしまい…。
第37回
スニーカーの製作費とさらに返品代金を支払わなくてはならなくなり窮地に陥ったチャドル。一家で相談するが資金調達のめどはたたなかった。家族として協力したいと思うスリョンはジャンミに事情を話し、お金を貸してくれないか頼む。ガンホグループに乗り込んだチャドルは会長との面会が叶うが、証拠を出すように言われ行き詰まる。一方、シネがヨングクの浮気相手と報告を受けたピルスンはシネの職場に押しかける。
第38回
熱を出して入院したチョロン。食事も注射も嫌がるチョロンにチャドルは困り果てるが、チョロンはジャンミが見舞いに来たとたん、素直になる。薬を飲ませるため、ジャンミはチョロンが元気になったら一緒に遊びに行く約束をし、チャドルもそれを受け入れる。一方、シネのもとに差出人不明の手紙が届く。“イ・ヨングクは既婚者だ”という無視できない内容が事実だと知ったシネはショックを受け、ヨングクに別れを突きつける。
第39回
チョロンとの約束を守るためにチャドルと3人で遊園地に出掛けたジャンミ。その日はバンシルがイ会長を自宅に招待していて、ジャンミのもとには帰宅を催促する電話がかかってくる。帰ろうとするジャンミだが、引き止めるチョロンから離れることができず、遅くまで一緒に遊んでしまう。一方、ヨンファは夫から別居を告げられたことをシネに相談するうち、今の結婚生活が続くくらいなら新しい人生も悪くないと思え、離婚を受け入れるが…。
第40回
夫の浮気相手がシネだと知ったヨンファは、離婚に応じたことを悔い2人への復讐を計画する。そんな中チョロンに会わないと決め電話番号も変えたジャンミだったが、チョロンは電話がつながらないことを心配し、ひとりでバスに乗りテレビ局に会いに行く。イ会長と食事中に局から連絡の入ったジャンミは会長をおいて局に向かう。チャドルはジャンミからあの日の選択を後悔していると言われ、秘密を守るならいつでもチョロンに会っていいと告げる。
第41回
グムジャとバンシルは、ジャンミが頻繁にチョロンと会うことに不安を覚えるが、ジャンミは会いたくなる気持ちを抑えられずにいた。エステの店長を脅してシネを辞めさせたヨンファは、電話でシネを呼び出すと親切心を装い自宅にマッサージのバイトに誘う。誘いに甘えるシネだが、帰り際にヨンファの指輪を盗んだと通報される。ヨングクが警察に出向いて誤解と説明し釈放されるが、泥棒扱いされたシネは深く傷つき寝込んでしまう。
第42回
ジャンミは頻繁にチャドルに連絡を入れ会社にも訪ねて来るようになる。その様子からジュヨンはチョロンの母親がジャンミではないかと思いはじめる。デザイン売買の一件から将来性を見込まれたチャドルの会社は、ガンホグループから投資してもらえることになった。資金の心配がなくなったチャドルたちは新しいスニーカー作りに取りかかる。ガンテとスリョンはグムジャから食事に招待されるが、マンジョンが帰ってきてしまい…。
第43回
シネを陥れたのが妻だと知ったヨングクは、絶対に離婚をするから弁護士を用意するようにと言い放つ。夫への怒りと恨みが頂点に達したヨンファは、ヨングクにも同じ痛みを味わわせると誓う。一方、チョロンとジャンミと3人で雪そりに出かけたチャドル。一緒に写った写真を見て“本当の家族みたい”と無邪気にはしゃぐチョロンに、複雑な思いにとらわれる。そんな中、ジャンミとイ会長の交際を報じる記事が出て、ジャンミは焦るが…。
第44回
ヨングクを陥れるべく用意していた計画を実行に移すヨンファ。ヨングクは横領罪で検察の取り調べを受けることになり、ジェドンは会社を巻き込んだ騒ぎが夫婦喧嘩の結果だというウワサを耳にしてショックを受ける。一方、ジャンミはチャドルに、イ会長との熱愛報道は誤解だと伝えに来るが、チャドルは弁明の必要はないという。思い余ってチャドルに抱き着いたジャンミはジュヨンから、2人を大切に思うなら会いに来ないでと言われてしまう。
第45回
ジャンミはイ会長から真剣に交際を考えて欲しいと言われるが答えを出せないでいた。突然投資を打ち切られたチャドルは、ガンホグループに理由を聞きに行く。だが、セラも解雇されたうえ、これが全て会長夫人の指示だと言われて困惑する。子供たちへの仕打ちが自分のせいだと知ったシネはヨンファの元へ向かう。検察から証拠不十分で出てきたヨングクは消えた500億ウォンの行方を突き止めると宣言し、臨時理事会を招集する。
第46回
ジェドンの協力もあって横領疑惑は晴れたが、ヨングクの怒りは収まらない。ヨングクがヨンファに出て行けと言い放った直後、ヨンファは倒れ、末期のがんだと宣告される。ヨングクはセラを復職させ、チャドルの会社の支援を再開しようとするが、チャドルは自力で成功したいと申し出を断った。輸出できなかったスニーカーを原価で売り続けるチャドルたちだが、ジャンミがドラマでそのスニーカーを履いたことで一気に人気が出る。
第47回
チャドルはジャンミの心遣いに感謝しようと彼女の家に向かうが、そこでイ会長と手を取り合う姿を見てしまう。2人の関係が気になってついジャンミにつらくあたるが、ジャンミが自分に会いたい一心だと知る。互いの気持ちを確かめ合ったチャドルとジャンミは、この先、何があっても一緒にチョロンを守ろうと誓う。一方、ジャンミとの仲を進めたいイ会長はマンジョンにジャンミの過去を知った上で交際を望んでいると伝え、指輪を選びに行く。
第48回
社内恋愛を楽しむセラとジェドン。セラからヨングクが家に泊まったと聞いたジェドンは、ピルスンの前でうっかり口を滑らせ、大騒ぎに。ヨンファが余命3カ月だと知ったピルスンは、娘が本当にヨングクを想っていることを知り、ヨングクに「3カ月だけ一緒にいて欲しい」と彼女の病名を告げる。そんな中、ジャンミはイ会長からプロポーズされるが愛している人がいると断る。何も知らないマンジョンたちは結婚の報告を期待するが…。
第49回
プロポーズの結果が気になるマンジョンたちはジャンミから「会長との関係は整理した」と言われ戸惑う。ジャンミは仕事が楽しいから断ったと言うが、マンジョンはジャンミに男ができたのではと疑っていた。一方、ヨンファの病気と余命を知ったヨングク。病気のことは知らないふりをして残された時間を共に過ごすことを決め、今までのことを謝る。そしてシネに「約束を守れない。自分を待つな」と理由を言わずに別れを告げる。
第50回
チャドルとジャンミが交際していることを知ったガンテとスリョン。ガンテは絶対に許せないとチャドルを責め、チャドルの気持ちを尊重すべきだというスリョンとケンカになる。会社を訪れたヨンファは、ヨングクがシネを抱きしめる姿を目にして、ヨングクの優しさは自分の病気を知って同情したからだと思い、生きる気力をなくす。正義万歳党から区長選挙への出馬要請を受けたマンジョンは、夢だった政治家への道を進もうと決める。
第51回
産まれた時に死んだはずの息子が生きていたことを知ったヨンファは激しく動揺し母を責めつつも、息子に会うまでは死ねないと治療を受ける決意をする。チャドルの誕生日にシネは出前の途中でバイクと接触し、ろっ骨にヒビが入り入院することに。チャドルはシネの病室で誕生日を祝ってもらい、そこで実の母親が作った長命縷(ちょうめいる)を渡される。その頃、ヨンファはひとり病室で名前も知らない我が子の誕生日を祝っていた。
第52回
ヨングクはヨンファと同じ病院にシネが入院していると知り、再び店舗契約書を渡す。翌日チャドルはシネの代わりに契約書をヨングクへ返しに行く。契約書が破られていることに驚くヨングクに、シネの病室でヨンファとピルスンが暴れたことを話す。息子捜しに取り掛かったヨンファは、遺伝子登録するべきだとアドバイスを受ける。そしてチャドルもジャンミのアドバイスを受けて遺伝子検査室を訪ね、ヨンファがいることに動揺する。
第53回
ジェドンはセラと仲直りしようとして、女心がわかってないと怒らせてしまう。帰宅したセラはチョロンの部屋で眠るジャンミを見つけ、2人がヨリを戻したことをシネにも知られてしまう。2人の交際に大反対のシネだが、何も知らないままジャンミを慕うチョロンを見ると言葉が出なくなる。その頃、マンジョンは公務員を辞職し出馬に備えるが、党からジャンミが子持ちの男とつき合っているというウワサがあると警告を受ける。
第54回
子役のユジンが、孫のチョロンだと知ったマンジョン。ウワサになった子持ちの男がチャドルではないかと思い問いただすが、父の行動を恐れたジャンミは交際を否定。マンジョンは二度と関わるなと言い事を収め、選挙に全力を傾ける。奉仕行事でヨンファと一緒になったペク一家は、その場で倒れたヨンファが末期のがんだということを知る。グムジャはシネにこのことを伝え、シネは病院に駆け付けるがヨンファに拒絶されてしまう。
第55回
ヨンファに、息子を預けた相手が見つかったと連絡が入る。もうすぐ子供に会えると喜ぶが、向かった住所に息子はおらず、振り出しに戻る。ヨンファの体を心配するシネは少しでも力になりたいと思い家政婦に協力してもらい、料理を届ける。一方、マンジョンは党の推薦をもらうため手段を選ばず尽力し、見事推薦を得る。党の幹部から家族のスキャンダルは命取りだと助言を受けた矢先、ジャンミとチャドルのデートを目撃してしまう。
第56回
選挙のためにイ会長の権力が欲しいマンジョンはジャンミに協力を求めるが断られてしまう。ジャンミとチャドルがチョロンにこだわっていたことを思い出したマンジョンは、2人を別れさせるにはチョロンを利用するしかないと考え、誘拐する。ガンテはジャンミにチョロンが誘拐されたのは二度目だと教え、2人が付き合えばチョロンが危険だと説く。一方、セラにちょっかいを出す男が気に入らないジェドンは社内食堂でセラにキスするが…。
第57回
父親の仕打ちを知ったジャンミは絶望し逃げようと言うが、チャドルは別れを告げる。受け入れたジャンミは高熱を出し入院してしまう。ヨンファは食事も満足にとれなくなっていたが、シネのおかげで少しずつ改善されていた。ピルスンは娘の様子に安堵するものの、シネを雇ったことがヨングクにバレたらと思うと気が気でない。ジェドンはセラとの関係を進めようと強引にシネに会うため家に行き、セラの兄嫁がスリョンだと知る。
第58回
ガンテとジェドンが殴りあうのを見たセラとスリョン。慌てて仲裁に入るが、原因がセラとジェドンの交際問題だけに兄妹仲はこじれる。セラの態度に思うところのあるスリョンは、女同士の話し合いと称してセラへの教育を実行。シネが家政婦をしていると知ったヨングクは、今は妻が大切だとシネに仕事を辞めるように頼み、それを聞いたヨンファは夫を誤解していたことに気づく。そして、夫に黙って息子を捜していることに罪悪感を覚える。